みなさんこんにちは! 世界・日本の観光地や旅行情報、歴史や雑学をご紹介している旅狼かいとです。
「インドの海観光といえば?」と質問すれば、多くの人が答えるであろう「ゴア」。今回は、そんなゴアの中でも特にオススメしたいビーチを特徴ともにご紹介していきます!
ゴア観光を予定している方やビーチでのんびりしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
👉 ゴア観光のおすすめスポットやシーズン、行き方などビーチ以外の詳しい情報は、コチラの別記事で紹介しています!
アンジュナ・ビーチ
「ゴアの海でのんびりしたい」という方に一番オススメしたいのが、この「アンジュナ・ビーチ(Anjuna Beach)」。
ゴア屈指の美しいビーチとされており、ゴアらしい喧騒とビーチののんびりとした雰囲気が絶妙なバランスで保たれている印象です。その空気感は、1960年代から70年代のヒッピー文化や自然からインスピレーションを受けた、自由奔放で創造的、そして型破りな”Bohemian vibe”とも表現されます。
毎週水曜に行われるフリーマーケットも大人気。ゴアのビーチでどこがいいか迷ったら、ぜひ選んでほしいビーチです!
バガ・ビーチ
「バガ・ビーチ(Baga Beach)」は、カラングート・ビーチからそのままつながるビーチで、”shacks”と呼ばれる簡易的なレストランやみやげ物屋、ホテルが軒を連ねるビーチ。人によっては、このバガ・ビーチが「ゴアで最も賑やかなビーチ」と言いますね!
波も風も比較的穏やかで泳ぎやすく、水上スポートやクラブでのナイトライフなど、ゴアの海をアクティブに楽しみたい方は要チェックです!
また、ゴアが観光ーズンとなる11~5月の毎週土曜夕方からは、サタデーナイト・マーケット(Saturday NigntMatket)と呼ばれるフリーマーケットが開かれるため、夕日鑑賞と合わせて訪れるのもオススメですよ!
ちなみに上述のアンジュナ・ビーチとも南北で連続しているように見えますが、間には “Lerapush Point” と名前がついた丘があり、歩いて移動すると1時間近くかかります。
もし移動する場合は、のんびりとハイキング気分で歩きながら絶景も楽しむ、というかんじになりますよ!
👉 実際にこの丘を歩いて移動した際の様子は、コチラの旅日記で書いています!(Coming soon!)
カラングート・ビーチ
1960年代に欧米からやってきたヒッピーたちが集まったのが、この「カラングト・ビーチ(Calangute Beach)」。英語では“Queen of Beaches”の異名でも知られます。
ゴアのビーチの中では最も大きなビーチであり、最も賑やかなビーチでもあります。特にインド人観光客が多いため風情溢れるビーチの雰囲気にはあまり期待できませんが、インドならではの空気感を感じたいのなら、物見遊山気分で訪れるのはよいと思いますよ!
ヴァガトール
アンジュナ・ビーチのさらに北にあり、一般的に「ゴアのビーチ」と呼ばれるエリアでは最北に位置するのが「ヴァガトール(Vagator)」というエリアです。
「ヴァガトール・ビーチ」と紹介されることがほとんどですが、厳密にはヴァガトール・ビーチという名前のビーチはなく、ヴァガトール地区にある「オズラン・ビーチ(Ozran Beach)」や「バゲータ・ビーチ(Vagator Beach)」を総称したものになっています。
そんなヴァガトールは観光の拠点となるパナジから距離があることも相まって、パナジ以北のビーチでは最も落ち着いてリラックスできる雰囲気が人気。
このエリアには丘がいくつかあり、北端には17世紀のポルトガル要塞跡 “Chapora Fort” があることからも、ゴア観光として訪れるというよりは、散策などもしながら海沿いでの滞在をゆったりと楽しめるビーチとなっています。実際、欧米人の長期滞在者も多いですね!
南ゴア(パナジ以南)のビーチ
パナジ以南の南ゴアも、近年開発が進められています。
中でもオススメしたいのが、
・ココナッツの木々が並ぶ”これぞ南国リゾート!”という雰囲気が人気の「パロレム・ビーチ(Palolem Beach)」
・手付かずの自然が多く残され、南ゴアのビーチの中でも特に静かなビーチと言われる「アゴンダ・ビーチ(Agonda Beach)」
・海からのボートか丘をトレッキングすることでしか訪れることができないという、その隠れ家的雰囲気が大人気の「バタフライ・ビーチ(Butterfly Beach)」
ですね!
交通の便が悪く設備の整ったレストランやホテルもまだまだ少ないという面はありますが、それゆえにゆったりとしたゴアでの休日を過ごすことができるため、「インドの海でしばらくのんびりしたい」という方は、ぜひ南ゴアも行き先として検討してみることをお勧めします!
【パロレム・ビーチ(Palolem Beach)】
【アゴンダ・ビーチ(Agonda Beach)】
【バタフライ・ビーチ(Butterfly Beach)】
おすすめビーチの地図一覧
各ビーチへのアクセス
バスの場合は、
・北ゴアのビーチは「マプサ(Mapusa)」からバスで所要20分~1時間
・南ゴアのビーチは「マルガオ(Madgaon)」からバスで所要10分~1時間
ほど。
どちらもゴア観光の拠点となるパナジの「カダムバ・バススタンド(Panaji KTC Bus Stand)」から一度これらの町まで行って乗り換える形になりますが、時間によっては各ビーチへの直通バスもあるので、バススタンドでスタッフに聞いてみるのが一番早いです。
バス以外の移動手段となると、タクシーを利用するか、自分でバイクをレンタルするかとなります。ゴアでの移動は、お世辞にも便利とは言えないのが現状です。
各ビーチからパナジへのアクセス
各ビーチからパナジへも直通バスが運行していますが、乗場がわかりにくく、最終バスも17:30前後の出発と、時期によっては夕日を見ている時間がありません。
タクシーを使ってパナジまで戻る場合、通常はRs500〜700ほどが相場ですが、夕方以降は片道Rs1,200前後じゃないと受けてくれないため、かなり割高になります。
夕方・夜までビーチにいる予定の場合は、近くのホテルに宿泊するのが最も無難な選択だと思います。
👉 ビーチもゴア観光も楽しみたいという方へオススメのホテルはコチラ!
ゴアのベストシーズン
ゴアの観光シーズンは、他のインドの多くの地域と同様10~3月です。平均気温20~30°Cと快適で、雨もほとんど降りません。4~5月も雨はほとんど降りませんが、インドの最も暑い季節となるため、気温は35℃以上の酷暑となります。(ビーチ滞在が目的ならむしろありかも?)
オフシーズンとなる6~9月はモンスーンの影響による雨季となり、大雨と強風、ときには雷まで鳴るという最悪の天候になることも。レストランやホテルはクローズするところもあるため不便を感じる部分もありますが、その分料金は安くなります。長期滞在が目的の場合は、あえてオフシーズンを選ぶのもなしではありません。
👉 ゴア観光のおすすめスポットやレストラン、滞在日数や行き方など、さらに詳しい情報はコチラの別記事で紹介しています!
ゴアへの行き方・アクセス(空港・列車)
最後に、ゴアへの行き方、さらには空港や列車駅からパナジなどの市内への移動方法をご紹介します。
まず、ゴア観光の際に利用できる空港ですが、実は2ヶ所あります。
ゴア・ダボリム空港(GOI)
一つ目の空港が「ゴア・ダボリム空港(Dabolim)」。空港コードは“GOI“です。
『地球の歩き方』など、日本語の観光ガイドブックに書かれているゴアの空港といえば、このダボリム空港です。ゴア観光の中心地となるパナジの南部に位置し、近年開発が進んでいるゴア南部のビーチからみると北部に位置しています。
ゴア観光で向かうであろう多くの場所へアクセスしやすいため、基本的にこのダボリム空港(GOI)を利用すれば間違いはありません。
ゴア・ダボリム空港(GOI)からパナジ市内・各ビーチへの移動
▪️空港↔︎パナジ間のプリペイドタクシー:Rs1,100前後
▪️空港→各ビーチのプリペイドタクシー:Rs1,500前後
ゴア・マノハル空港(GOX)
ゴアのもう一つの空港が「ゴア・マノハル空港(Manohar)」、空港コードは“GOX“です。
こちらの空港はダボリム空港より新しい空港で、パナジのさらに北に位置しています。アンジュナビーチやヴァガトール・ビーチなどゴア北部のビーチに滞在する場合はこのマノハル空港(GOX)の方が近いですが、それ以外のビーチ、特に南ゴアのビーチに滞在する場合は、上述ダボリム空港(GOI)を利用した方が近いです。
もちろん、アンジュナビーチやヴァガトール・ビーチへ行く場合もダボリム空港(GOI)から全然向かえますので、ビーチ滞在でゴアへ行く場合、何か理由がない限り、基本的にはゴア・ダボリム空港(GOI)を利用した方が便利だと思います。
鉄道・列車・長距離バス
ムンバイCST駅(チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス)など、西インド・南インドの主要都市から、マルガオ Margao(マドガオン Madgaon)駅への急行列車・寝台列車が運行しています。ムンバイからの場合、便によって片道約8〜10時間ほどです。
長距離バスについても、列車同様にムンバイなどのインド南西部の主要都市から多数の便が出ています。ムンバイからの場合、午後発のパナジ早朝着で所要約16時間。マルガオ(マドガオン)までは約15時間です。
鉄道駅があるマルガオ(マドガオン)は南ゴアの町のため、南ゴアのビーチに滞在する場合はとても便利です。対して、パナジやオールド・ゴア、北ゴアのビーチへの訪問が目的の場合は、さらにマルガオから2時間程度タクシーで移動する必要があるため、注意が必要です。
ゴアのおすすめビーチ5選 まとめ
ということで今回は、ゴアでオススメのビーチをご紹介していきました。
インドで海に行くとなると意外と行き先が限られるため、このゴアはとても貴重な観光地といえます。パナジやオールド・ゴアにはポルトガル植民地時代の街並みや世界遺産にも登録されている教会群がありますので、ぜひビーチでの時間と合わせて訪れてみてください!
この記事が皆さんのゴア旅行、さらにはインド旅行の参考になりましたら幸いです!
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