みなさんこんにちは! 観光情報サイト「旅狼どっとこむ」の旅狼かいとです!
今回は岐阜県に佇む「下呂温泉」の観光地紹介をお届けします!
「美人の湯」として屈指の人気を誇る下呂温泉。岐阜の山間らしい雰囲気や風景、周囲の観光地はここでしか楽しむことができないものばかり。
女子旅やカップルにはもちろん、子供連れの家族旅行でもオススメの下呂温泉の見どころをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
下呂温泉街
「下呂温泉」は岐阜県の中央やや北東部寄りにある温泉街。
兵庫の有馬温泉、群馬の草津温泉とともに「日本三名泉」の一つに数えられ、「美人の湯」としても有名です!
御嶽山系の山並みを流れる飛騨川の両岸に広がる温泉街は、まさに山間の隠れ里ような雰囲気。インスタ映え抜群でレトロな温泉街の雰囲気や川と山との風景も合間って、頭の中を空っぽにしてのんびりとした時間を過ごすには本当にピッタリでしたよ!
①湯巡り手形と日帰り温泉
下呂温泉では日帰り温泉を楽しむことができます。旅館に宿泊したとしても他の温泉を楽しむことができますし、日帰り旅行で温泉だけをめぐることもできますよ!
そんな時に便利なのが、「湯巡り手形」です! 下呂温泉の多くの旅館に、この手形を持っていれば入ることが可能ですよ!
「美人の湯」として知られる温泉を楽しめるだけでなく、温泉地らしい札をお土産としてGetできるのも嬉しいですね!
湯巡り手形と日帰り温泉について
【料金】
1枚 1,300円
3軒のお風呂に入浴できる
【有効期限】
購入から6ヶ月
【販売店】
温泉街の旅館やお土産店、コンビニなど
詳しくはコチラの
下呂温泉旅館協同組合公式サイトをご覧ください
②噴泉池
飛騨川の河川敷に降りるとあるのが、「噴泉池(ふんせんち)」と呼ばれる源泉です。周りには遮るものが何もないこの露天風呂は、下呂温泉のシンボルの一つとなっていますね!
かつては着衣禁止での入浴、その後長らくは水着での入浴となっていた噴泉池ですが、2021年12月からはついに足湯のみの利用となっています。
それでも、清々しい朝日を浴びならが、あるいは満点の星の下、下呂温泉の源泉を感じながら開放的な気分を味わうには、十分な場所なのは間違いありません。
下呂温泉に行ったらぜひ足を運んでほしい名スポットです!
噴泉池の観光地情報
【営業時間】
24時間
【料金】
無料
【アクセス】
下呂駅から徒歩5分
③下呂温泉神社
温泉街の両岸をつなぐ下呂大橋を渡ってすぐにある「下呂温泉神社」は、「下呂温泉の名湯がいつまでも豊かに湧き出るように」という願いを込められて、平成2年に山形県の湯殿山神社から分霊して建立された神社です。
手水舎には熱いくらいの温泉が流れているのが、温泉の発展を祈って建てられた神社ならではです!
毎年10月8日には例祭も行われており、 関係者たちがかみしも姿で「お旅行列」を行なって温泉街を練り歩き、神事のあとには獅子舞や餅投げなども行われるそうですよ!
下呂温泉神社の観光地情報
【拝観時間】
境内自由散策
【拝観料】
無料
【アクセス】
下呂駅から徒歩8分
④加恵瑠神社(かえる神社)
平成22年7月に、下呂温泉の「ゲロ」の音にちなんで建てられたのが「加恵瑠神社」です!
語呂合わせから「無事に帰る」などのご利益や縁起があるとされる神社で、ご本尊はもちろんカエル。石灯篭の穴の形ももちろんカエル。
カエルが好きな人も嫌いな人も、境内の”隠れカエル”を探しながら旅の安全を祈願しましょう!
加恵瑠神社の観光地情報
【拝観時間】
境内自由散策
【拝観料】
無料
【アクセス】
下呂駅から徒歩10分
⑤白鷲の湯
温泉街のちょうど街中にある温泉施設が「白鷲の湯」です!
ロマネスク風の白い外観がとても特徴的で、大正15年から続く古く良きヒノキ風呂の内湯からは、飛騨川と背後に連なる山々の風景を眺めることができます。
建物の正面にはヴィーナス像が置かれた足湯もあるので、温泉街観光のちょっとした休憩にもピッタリです!
白鷲の湯の観光地情報
【営業時間】
10:00〜21:00(最終受付は20:15)
定休日:毎週水曜日
【料金】
大人:430円
小学生:160円
幼児:80円
※シャンプーやボディソープ、タオルといった備品は置いていないので、自身で用意するかその場で購入する必要があります。
【アクセス】
〒509-2207
下呂市湯之島856-1
TEL:0576-25-2462
・下呂駅から徒歩10分
・無料駐車場7台ぶん完備
⑥せん田”
下呂温泉名物「飛騨牛まぶし丼」を食べるなら「せん田”」がオススメです! 温泉街の湯の街通り沿いにあるお店で、飛騨の地元食材を活かした料理を味わうことができますよ!
飛騨牛ステーキや川魚の唐揚げ、30年前から続く名物「朴葉みそステーキ」も大人気。女子旅でもカップルでも家族旅行でも、食べ応え抜群の下呂温泉グルメを堪能できること間違いなしです!
せん田”の店舗情報
【営業時間】
昼:11:30〜14:00
夜:17:30〜22:00
定休日:毎週水曜日
【アクセス】
〒509-2207
下呂市湯之島569-1
TEL:0576-25-5487
・下呂駅から徒歩10分
⑦下呂プリン
温泉街に甘味はつきもの! ということで、甘いものがお好きなあなたにオススメなのが「下呂プリン」です!
店内は、下呂温泉の懐かしい湯船をイメージしたものとなっており、ひとつひとつ手作りされているというこだわりのプリンもまた、どこかレトロな雰囲気になっています。
イートインで食べていくもよし、旅館に戻ってゆっくり味わうもよし、飛騨川の川縁で自然を眺めながら食べるのもよし。 どこで食べてもインスタ映えは間違いないでしょう!
下呂プリンの店舗情報
【営業時間】
10:00~17:00
定休日:毎週水曜日
【アクセス】
〒509-2207
岐阜県下呂市湯之島545-1
TEL:0576-74-1771
・下呂駅から徒歩10分
⑧GEROGERO BUTTER STAND(ゲロゲロバタースタンド)
黄色い外観と乳白色のお湯に浸かる牛で一際目を引くお店が、2020年にオープンした「GEROGERO BUTTER STAND(ゲロゲロバタースタンド)」です!
その名の通り下呂温泉街に居を構える自家製バターのお店で、名物のバターサンドや可愛いタンブラー付きのドリンクは、温泉街でもインスタ映え間違いなし!
店内もポップな雰囲気でお土産にもピッタリ! 気になる方はぜひ足を運んでみてください!
GEROGERO BUTTER STANDの店舗情報
【営業時間】
10:00〜17:00
【アクセス】
〒509-2207
岐阜県下呂市湯之島571-2
TEL:0576-74-1616
・下呂駅から徒歩10分
⑨下呂温泉合掌村
下呂温泉の北側に広がっているのが「下呂温泉合掌村」です。
国の重要文化財に指定されている「旧大戸家住宅」をはじめとして、世界遺産「白川郷」などから移築した10棟の合掌造りの民家によって、昔の集落が再現されている博物館になっています。
天保4年(1833年)から弘化3年(1846年)の13年をかけて建築されたという旧大戸家住宅は、日本最大級の4階建ての合掌造り。圧巻の見応えはもちろんのこと、建物に附随している「棟札」もあわせ、当時の大家族制による生活の様子をリアルに窺い知ることができます。
他にも、陶芸体験やさるぼぼ作り、和紙の絵漉き体験ができる「飛騨工房」や、伝統の益田造りでできた茶房「萬古庵」などが立つ桜とモミジの里山「歳時記の森」などもあります。
日本を代表する岐阜県・飛騨の伝統を知るならここしかない! そんな観光名所ですね!
下呂温泉合掌村の観光地情報
【営業時間】
8:30〜17:00(最終受付は16:30)
年中無休
※12月31日、1月1日・2日は9:00〜16:00
【所要時間】
約1時間(体験時間は含まない)
【料金】
大人(高校生以上):800円
小人(小中学生):400円
【アクセス】
〒509-2202
岐阜県下呂市森2369
TEL:0576-25-2239
・「JR下呂駅前」や「濃飛バスセンター」から濃飛バス「下呂交流会館」行きで「合掌村」下車後すぐ
・下呂駅から車で約6分
・下呂駅から徒歩約20分
・無料駐車場150台ぶん完備
⑩いでゆ朝市
「下呂温泉合掌村」の入り口下で、3月中旬から11月下旬にかけて開催される朝市が「いでゆ朝市」です!
地元でとれた野菜や、特産の地酒やブルーベリージャム、和雑貨や骨董品などを売るお店が軒を連ねています。
決して規模が大きい朝市ではないですが、地元の方との会話を楽しみながらお土産を購入できると人気の朝市。朝風呂上がりのお散歩や朝一番の観光にもピッタリです!
ちなみに、7月中旬から8月下旬の毎週土曜日には、温泉街の阿多野谷沿いで「いでゆ夜市サマーフェスティバル」も行われますよ!
いでゆ朝市の観光地情報
【2022年の開催期間】
3月5日(土)〜12月4日(日曜日)
【開催時間】
8:00〜12:00
【アクセス】
〒509-2202
岐阜県下呂市森2369
TEL:0576-24-1000(下呂温泉観光協会)
・「JR下呂駅前」から濃飛バス「下呂交流会館」行きで「朝市前」下車後すぐ
・下呂駅から車で約6分
・下呂駅から徒歩約20分
・無料駐車場20台ぶん完備
⑪温泉寺
「湯の峰から湧き出る温泉が突然止まってしまい村人が困り果てていたとき、薬師如来が白鷺に姿を変えて新しい源泉のありかを告げた」という白鷺伝説が残っているのが、下呂温泉の「温泉寺」になります。
伝説で語られている薬師如来を祀ったのが温泉寺の始まりとされており、 173段の石段を登った先にある本堂前の湯薬師如来尊像からは、今なお下呂温泉の霊湯が湧き出ています。
温泉の歴史を記した「湯文」など貴重な文化財も所蔵されていますから、下呂温泉のルーツを知るにはうってつけの場所です。秋は紅葉の名所としても知られており、夜にはライトアップも行われていますよ!
温泉寺の観光地情報
【拝観時間】
日の出〜日没
【拝観料】
境内自由散策のため無料
【紅葉の見頃】
例年11月中旬
【アクセス
〒509-2207
岐阜県下呂市湯之島680
TEL:0576-25-2465
・下呂駅から徒歩15分
・無料駐車場20台ぶん完備
⑫下呂森城跡(城平見晴台)
室町時代に森和泉守が築城したと伝えられている「下呂森城」。その跡地は「城平見晴台」として見晴らし台となっています。
そして、そんな見晴台から見下ろす下呂温泉の風景が、エリア一帯でも随一の絶景を誇っているのです!
見晴らし台までは、下呂ふるさと歴史記念館(縄文公園)を入口としてハイキングコースになっています。結構距離は歩くことになりますが、道そのものは整備されていますから登りやすいです。
下呂温泉近くでは穴場スポットになっているので、山間の景色を楽しみたい方はぜひ足を運んでみてください!
下呂森城跡(城平見晴台)の観光地情報
【営業時間】
自由散策(夜間は暗くなるため危険です)
【料金】
無料
【アクセス】
※麓の「下呂ふるさと歴史記念館」へのアクセスになります。
〒509-2202
下呂市森1808-37
TEL:0576-24-1000(下呂温泉観光協会)
・「JR下呂駅前」から濃飛バス「ふるさとの杜」行きで終点「ふるさとの杜」下車
・下呂駅から車で約7分
・下呂駅から徒歩約40分
・無料駐車場30台ぶん完備
⑬禅昌寺
ここからは、温泉街を飛び出して下呂温泉周辺のオススメ観光地をご紹介していきます!
まずご紹介するのは、平安時代〜室町時代の創建といわれる禅寺「禅昌寺」です。
お寺全体が中国の宋時代のスタイルなのが特徴で、戦国時代には後奈良天皇から「天下十刹」の綸旨も受けているという由緒あるお寺です。
そんな禅昌寺の見どころは、岐阜を代表する名勝である庭園「萬歳堂(ばんざいどう)」や国指定の天然記念物に指定されている樹齢1200年を超える大杉、さらには雪舟が描いた「八方にらみ達磨」も飾られています。
禅寺らしい落ち着いた雰囲気を楽しめる禅昌寺。予約をすれば座禅体験もできますから、下呂温泉でのリフレッシュと合わせて禅文化を体験してみてはいかがでしょうか?
禅昌寺の観光地情報
【拝観時間】
8:30〜16:00
【拝観料】
300円
中学生以下は無料
【アクセス】
〒509-2207
岐阜県下呂市湯之島680
TEL:0576-52-1353
・JR高山本線「禅昌寺駅」から徒歩5分(下呂温泉の隣駅)
・下呂駅前から濃飛バス高山方面行き「禅昌寺」で下車後、徒歩2分
・下呂駅前から車で約8分
⑭巌立峡と小坂の滝めぐり(がんだて公園)
「巌立峡」は、約5万4千年前の御嶽山の噴火によって流れてきた溶岩でつくり上げられた日本一の溶岩流断面です! 他では見ることができない荒々しい岩肌がおよそ17kmにもわたって続いており、三段になって流れ落ちる滝壺で有名な「三ッ滝」までは、延長600mの滝見遊歩道が整備されています。
また、三ツ滝からは御嶽山麓を流れる200以上の滝をめぐる「小坂の滝めぐり」を楽しむこともできちゃいます!
小坂の滝で唯一日本の滝100選に選ばれた「根尾の滝」とすぐ近くにある高さ約150mを誇る「あまどり岩」をめぐるコースをはじめ、初心者コースからガイド付きでないと入れない上級者コースまで14のコースが用意されています。
下呂温泉へ行く前に巌立峡や三ツ滝へ立ち寄り、疲れを温泉で癒す。この流れこそ、心身ともにリフレッシュするための王道コースかもしれません!
巌立峡の観光地情報
【営業期間】
冬期(12月下旬〜3月中旬)は案内所・売店・トイレが閉鎖
【拝観料】
300円
【アクセス】
〒509-3111
岐阜県下呂市小坂町落合
TEL:0576-62-2570
・JR高山本線「飛騨小坂駅」から濃飛バス湯屋線で「ひめしゃがの湯」下車後、徒歩約15分
・下呂温泉から車で約40分
・中央自動車道「中津川IC」から国道257号と41号を経由する
・東海環状自動車道「富加関IC」から県道58号と国道41号を経由する
・公園内に無料駐車場40台ぶん完備
⑮中山七里
「中山七里」と呼ばれる下呂市三原地内から金山町までの区間は、美しい木々と急峻な奇岩怪石で形成されており、まさに飛騨の景観を物語るような渓谷美で知られています。
四季折々の風景が見られる中山七里ですが、中でも例年11月に見ごろを迎える紅葉は、飛騨・美濃紅葉33選にも選ばれています。
屏風岩、羅漢岩、孝子ヶ池、牙岩の4つの名岩がよく見どころとして取り上げられます。国道やJRからの車窓からも楽しむことができる風景なので、ぜひ立ち寄ってみてください!
中山七里へのアクセス
〒509-1622
下呂市金山町(三原~金山町中切の区間)
TEL:0576-25-4711(下呂市総合観光案内所)
・JR高山本線「焼石駅」から徒歩10分
・JR高山本線「下呂駅」から下呂市コミュニティバスで「中原線茂谷」下車後すぐ
・下呂温泉から車で約15分
【下呂温泉から車で各名岩へ向かう場合】
・羅漢岩まで約18分
・屏風岩まで約15分
・円空岩まで約10分+徒歩5分
・孝子ヶ池mで約20分
・牙岩まで約25分
⑯まるはち食堂
下呂温泉を代表するB級グルメにして南飛騨地方の郷土料理が「けいちゃん(鶏ちゃん)」です! そして、下呂の温泉街を含め数あるけいちゃん屋の中でも特に人気を誇るのが、「まるはち食堂」になります!
まるはち食堂のけいちゃんはその評判通り、ボリューム満点、味も醤油ベースのタレが染み込んでおり食べ応え抜群でしたよ!
味噌ベースのお店もあるとのことなので、とりあえず一軒けいちゃんを味わってみたら、食べ比べてみるのも楽しいかもしれません!
飛騨牛も良いですが、このけいちゃんを食べてこそ下呂温泉観光です!
まるはち食堂の店舗情報
【営業時間】
11:00~15:00
定休日:毎週火・水曜日
【アクセス】
〒509-2312
岐阜県下呂市御厩野139-1
TEL:0576-26-2077
・「下呂駅前」などから濃飛バス加子母線「花田医院前」で下車後すぐ
・下呂温泉から車で約15分
下呂温泉へのアクセス
〒509-2207
岐阜県下呂市湯之島754
・名古屋駅や大阪駅から、JR高山本線を利用して「下呂駅」へ向かう
・中央自動車道「中津川IC」から国道257と国道41号を経由する
・東海環状自動車道「富加関IC」から県道58号と国道41号を経由する
・名古屋駅との間で1日1往復 「下呂温泉直行バス」が発着(往復3,700円、片道2,800円)
下呂温泉の観光名所 まとめ
ということで今回は、下呂温泉でオススメの観光名所をご紹介してきました!
特に下呂温泉周辺には、川が流れる山岳地方ならではの大自然を堪能できる名スポットが目白押しです!
下呂温泉を拠点にするのであれば今回ご紹介した名所が中心になりますが、岐阜県はまさに日本列島の中心部に広がる地域。ご自身がどの道を行くかによって寄り道スポットもたくさんあります。
女子旅にもカップルにも家族旅行にもオススメの下呂温泉。ぜひ周辺の観光名所と合わせて、下呂温泉観光を楽しんでくださいね!
下呂温泉のオススメ観光地マップ
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