伏見稲荷大社へ行ってきた!モデルコースにもどうぞ
ではここからは、京都でも指折りの人気を誇る観光名所「伏見稲荷大社」へ一人旅をしてきた際の様子をお届けします!
実際に行ったからこそわかる伏見稲荷の見どころはもちろん、観光にオススメの時間やインスタ映えなフォトスポットなども写真とともにご紹介します。ぜひ京都観光に行かれる際のモデルの一つとして参考にしてみてください!
伏見稲荷大社の顔!社殿と千本鳥居
ではここから本格的に、実際に伏見稲荷大社を一人旅してきた様子をお届けしていきます! まずは、伏見稲荷大社の稲荷山山麓部分から見ていきましょう!
参道・楼門・本殿
こちらは京阪本線の伏見稲荷駅から向かう場合のコースです!
もう一つのアクセスである、JR奈良線の稲荷駅からはこんな感じです!
実は境内の白狐像はくわえているものがそれぞれ異なり、そのものに意味があるのです!
この狐がくわえている稲穂は「五穀豊穣」を、玉と鍵は玉鍵信仰から「万物の創世の理」を、巻物は「知恵」を表現しているとされています。
千本鳥居
伏見稲荷大社の名物、「千本鳥居」にやってきました!
はい。実はこの日はあまりに人が多かったので、ここでの写真撮影はほとんどしませんでした。千本鳥居の写真をさらに見たい方は、ページ後半の早朝の様子をご覧ください!
奥の院
こちらが「奥社奉拝所」とも呼ばれる伏見稲荷の「奥の院」です!
奥の院から先の順路は、再び鳥居の中を進みます。というか、「伏見稲荷の順路=鳥居の中」ですね!笑
ちなみに伏見稲荷大社の鳥居は、「願い事が”通るように”お祈りする、あるいは願い事が”通った”ことへのお礼を込めて、気持ちを鳥居にして奉納する」という慣習によるもので、一般の方でももちろん奉納が可能となっています。
そしてこの「鳥居奉納」の文化は、町人・商人の文化が花開いた江戸時代に始まったものなのですよ!
パワースポットとご利益の宝庫!稲荷山とお山めぐり
ではここから、稲荷山を登る「お山めぐり」をしていきます!
お山めぐりスタート!
階段でしっかりと舗装されてはいるものの、2,3時間がっつりトレッキングするようなものなので、服装はどうあれ、足元は必ずスニーカーを履いておくことをオススメします。多分、着物と下駄、草履とかだとかなりしんどいと思います。。
熊鷹社と谺ヶ池
参道を歩くこと数十分、最初に見えてくる見どころが、「熊鷹社」とその背後に広がる「谺ヶ池(新池)」になります。
かつてこの池で方不明になった人を探している時に、池のほとりで手を叩き、こだまが返って来た方角に手がかりがあったそう。この言い伝えから「谺ヶ池」という名前がついたそうです。
そしてこの伝承は後々になると、「願いを叶えたいときにここで手を叩いてこだまをきく」という、ある種の占いにもなっています。叩いた手の音のこだまが帰ってきた方が「幸運の方向」で、早くこだまが帰ってくるほど「早く願い事が叶う」のだそうですよ!
お塚と神蹟地
お山めぐりをしていると、時々社を構える塚を通ることがあります。
この「お塚」というのは、「個人が石・岩に神名を刻んだもの」のことで、お塚を朱塗りの小さな鳥居や白狐像などとともに、稲荷山中の「神蹟地」に奉納する信仰があるのです。
「神蹟地」というのは、もともと稲荷山に立っていた社の跡地のようなものと考えればOK。室町時代に起こった応仁の乱の際に焼失してしまったものの、信仰は残り続けた場所なのです。
このお塚の風習は明治時代以降に盛んになったとされており、お塚の神名は個人が稲荷神に寄せる信仰に基づき名付けられているといわれています。
つまり、「個人が発端となった信仰が今では多くの人の信仰も集めている」ということ。まさに、“人によって“生まれ、継承されてきた信仰、ということですね!
四ツ辻
「四ツ辻」に到着しました!
山の中腹に位置する休憩所のような場所で簡単な食事処もありますが、山頂の一ノ峰へはやっと半分きたかどうかというところ。一息ついてもうひと頑張り!
いざ、四ツ辻の先へ!
神蹟地の中でも特にご利益があると言われるのが「七神蹟地」です。そんな七神蹟地の一つである、白菊大神を祀っている「三ノ峰(下之社神蹟)」です。
頂上!一ノ峰
青木大神を祀った二ノ峰(中之社神蹟)を経由し、ついに稲荷山の頂上にあたる「一ノ峰(上之社神蹟)」に到着しました!
以上。正直「え、ここが頂上?」ってなります、てかなりました。笑 頂上なのに展望台とかはなく、本当に「お参りのための参道」なんですよね、きっと。
ともあれ、、稲荷山の”核心部”まで辿り着いたことは事実。願いが“末広に”叶い続けるように、お祈りだけはさせていただきましょう!
ということで、ここからは基本的には下り道となっていきます!
御劔社(長者社神蹟)
お山めぐりは四ツ辻から円を描くように一周する参道になっているため、帰りは行きとは違う参道を歩きます。そのため、途中にある神蹟地も変わってきます。
帰りの最初(つまりは一番山頂近く)に立ち寄ったのが、「御劔社」です!
だいぶ暗くなってきましたね…! うんうん、この雰囲気悪くない!!
薬力社
こちらが「薬力社」です!
「薬」に関わる御利益はもちろん、そこから派生した無病息災、薬効、薬害防止、安産、医学技術向上、健康長寿から、家内安全や薬関係の職業や薬局、製薬会社などの商売繁盛まで、「健康」や「薬」に関わるあらゆる権能を有しています!
お山めぐりにおける神蹟地の中でも、非常に人気はパワースポットですよ!
御膳谷奉拝所と力松社
ふと現れた、お社とお塚。
ここは「御膳谷」と呼ばれる、稲荷山の三つの峰の渓谷が集まっている場所で、神蹟地の一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰を拝する聖地とされています。毎年1月5日に「大山祭・山上の儀」が行われる場所になりますね!
眼力社
口から竹筒を伸ばして水を流す特徴的な狐が見えたら「眼力社」の証。
その名の通り「目の病」への効用はちろんのこと、「商売の目利き」や「先見の明」、さらには”がんりき”繋がりで「願力(入試、就職、結婚)」といったご利益もあるとされているパワースポットです!
狐が水を吐いているという珍しい光景は、白狐が眷属の“稲荷的“なものだと感じました。これだけでもぜひ見てほしいです…!
大杉社
こちらは「大杉社」と呼ばれる祠になります。
小さな鳥居が列をなしている先に拝所があり、その背後に御簾に囲まれて注連縄を巻いた枯木が立っているのが目印です。これが大杉社の由来となったご神木だとされています。
ということで、四ツ辻まで戻ってきました!
大松社
瓢箪型のお塚が特徴的なのが、こちらの「大松社」です。
祀られている大松大神はお酒の神様として知られているだけでなく、良縁のご利益もあるみたいですよ! 「酒を酌み交わす仲は良縁の証」ということなのでしょうかね~!
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夜の伏見稲荷大社
お山めぐりのご案内は以上になります! ここからはライトアップされた「夜の伏見稲荷大社」をお楽しみください!
山を降りてきました! 僕は2時間ちょっとのお山めぐりでしたが、結構早く歩いていたのでこの時間になったと思います。やはり、最低でも2時間半〜3時間は見てお山めぐりはするべきですね!
伏見稲荷大社gallery
ここからは改めて、、
からのもう一周!笑
今回は、最初の千本鳥居の左右を使って往復します!(奥の院から先へはいかず、横並びの千本鳥居の左側(奥の院から見たら右側)を使って帰ってきます!)
そして、この復路を使っていて気づいたことが一つ。
奥の院に着いたら、ほとんどの人がそのまま順路を辿って先へ進むんです。つまり、この復路は人が多い時間でも比較的人の少ない“穴場”になるのでは!ということなのです!!
ということで、千本鳥居での撮影を終えて本殿の方へ戻ってきました。この時点で8時半です。
伏見稲荷大社の観光情報 まとめ
ということで今回は、日本人のみならず海外の方々からも絶大な人気を誇る京都の観光スポット「伏見稲荷大社」をご紹介してきました!
伏見稲荷の代名詞である「千本鳥居」はもちろんのこと、稲荷山のパワースポット巡りを楽しめる「お山めぐり」やライトアップされた幽玄な雰囲気を楽しめる夜の社殿など、実に多くの見どころがある伏見稲荷大社。JR京都駅から伏見稲荷大社のあるJR稲荷駅まではたったの2駅。駅から降りた目の前が神社の参道となっており、文字通り「京都駅から10分ほど」でいくことができるアクセス抜群な神社でもあります。
ぜひあなたも、京都を訪れた際は朱く彩られた鳥居の下をゆく異世界体験を堪能してみてくださいね!
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