みなさんこんにちは!旅狼かいとです!
イギリスのスポーツの代表といえば、「フットボール(Football)」がその一つですよね!
4つの地域の連合王国のイギリスのうち、イングランドとスコットランドは国技をフットボールとしています。(イングランドはクリケットも国技ですね!)
ちなみにまずはじめに断りを入れておくと、イギリスでは「サッカー(Soccer)」のことを「フットボール(Football)」と呼びますので、このブログではイギリスでのサッカーのお話の際は「フットボール(Football)」と書いていきますからね!
今回はそんなイングランドのフットボールについて、ロンドンでのアーセナルとバイエルン・ミュンヘンのチャンピオンズリーグ生観戦をふまえてご紹介します!
サッカー好き、フットボール好きにはたまらない記事になっていますよ!
ウェンブリースタジアム(Wembley Stadium)
生観戦のお話の前に、まずは触れなければいけない場所があります。
それが「ウェンブリースタジアム(Wembley Stadium)」です!
サッカー発祥の地イングランドにおける聖地であることから、「サッカーの聖地」と称されるのがこのウェンブリースタジアム。
「ウェンブリー」と言えばそのほとんどがこのスタジアムを指すかと思います。
最大収容人数9万人は、スペインのバルセロナにあるカンプ・ノウに次いでヨーロッパ2番目の大きさであり、屋根のついたスタジアムとしては世界最大です。
スタジアムのシンボルは空に架かるアーチですね!
実際に行ったときにこれを見たときは「ウェンブリーに来たなっ!!」と感じさせてくれました。
FAカップなどのカップ戦の決勝戦で使用されるほかに、ロンドンを本拠地にするチームがスタジアムの改修などでホームスタジアムを利用できないときにも使われます。
アメリカンフットボールやラグビーの試合もできますし、コンサート会場としてもよく使用されています。
2007年に開催されたダイアナ元妃の没後10周年追悼コンサート”Concert for Diana“が行われたり、大ヒット映画『ボヘミアン・ラプソディ』のクイーンをはじめ、ジョージ・マイケルやマドンナ、オアシスといったそうそうたる歌手・グループたちが単独公演を行なっています。
毎年恒例の夏フェス”Summertime Ball”の会場にもなっていますね!
フットボールの話に戻ると、ウェンブリースタジアムはイングランド代表のホームスタジアムになっています。
イングランド代表の愛称は「スリーライオンズ(Three Lions)」!
エンブレムに描かれる「3頭の獅子」が由来し、これはイングランド王室紋章にからきています。これにバラがあしらわれています。
ライオンの由来は、「獅子心王(Lion Hearted King)」ことイングランド王リチャード1世が第3回十字軍遠征で使用した紋章が発祥とされるイングランドの国章。
そしてバラの由来は、イングランドの国花がバラであることに加え、薔薇戦争終わらせたテューダー朝の紅白の「テューダーローズ」も関わっています。
イングランド代表歴代最多出場は、1970~1990年に活躍したピーター・シルトンの125試合、最多得点者はマンチェスター・Uで活躍したウェイン・ルーニーです。
近年は一時不調に陥っていましたが、2018年のワールドカップでは若手中心のチームで4位と、復活を予感させる結果を残してくれましたね!
リヴァプールのトレント・アレクサンダー=アーノルドやマンチェスター・ユナイテッドのマーカス・ラッシュフォード、ドルトムントのジェイドン・サンチョなどなど、ビッグクラブで活躍している選手も出てきており、イングランド代表は今後が楽しみなチームですね!
(※2020年5月時点の所属です。)
アーセナル(Arsenal)
では次に、今回試合を生観戦した試合のホームチーム「アーセナル(Arsenal)」についてご紹介していきます!
そもそもイングランドのフットボールリーグ1部は「プレミアリーグ(Premier League)」と呼ばれ(日本でいう「J1」ですね)全20チームが所属しているのですが、2018-19シーズンはそのうちなんと6チームがロンドンをホームとするチームなんです!
その6チームが、アーセナル、ウェストハム、クリスタル・パレス、チェルシー、トッテナム、そしてフルアムです。
僕はこれを知ってちょっと意外に思いました。
金融や歴史に関わる観光地が目立つロンドンは、フットボールとは繋がりが見えにくいですし、そもそも「ロンドン」と名のつくチームがないのが理由ですかね〜
そんな6チームの中から今回ご紹介するのが、「アーセナルFC(Arsenal)」なワケです!
プレミアリーグで特に強豪の6チームは総じて「ビッグ6」と呼ばれているのですが、その一角を担うイングランド屈指の強豪。
2003-04シーズンには無敗優勝を達成しており、この時期を含めたプレミアリーグの連続無配記録は未だに破られていません。
クラブカラーは赤と白。
アーセナルは、1886年にイギリス王立兵器廠(ロイヤル・アーセナル)の労働者によって創設されました。
その成り立ちから、チームのエンブレムには大砲が描かれトレードマークにもなっています。
そしてここから、チームは「ガナーズ(Gunners、砲撃手)」の愛称で知られ、アーセナルサポーターは「グーナー(Gooner)」と呼ばれています。
クラブのモットーは「勝利は調和の中から生まれる(ラテン語で”Victoria Concordia Crescit”)」。
ちなみに創設初期は「ダイアル・スクエア(Dial Square)」という名前だったそうですよ。
バッキンガム宮殿で催されるエリザベス女王とのお茶会にフットボールクラブとして初めて招待されたチームで、女王がアーセナルファンであることも知られていますね!
同じロンドンを本拠地とするクラブの中でも、「トッテナム・ホットスパー(Tottenham)(スパーズ(Spurs))」と「チェルシー(Chelsea)(ブルーズ(Blues))」とは近年上位を争う関係から激しいライバル関係にあり、それぞれ「ノースロンドンダービー」、「ビッグロンドンダービー」と呼ばれ、イングランドのみならず世界中のサッカー・フットボールファンの注目を浴びます。
そしてアーセナルといえば、1996年から2018年までの約22年間「アーセン・ベンゲル(Arsène Wenger)」が監督を勤めていたことで非常に有名ですね!
アーセナルの長期政権の1つ前は、日本の名古屋グランパスの監督をしていたのですから驚きですよね!!
その繋がりもあって、現在(2020年5月現在)の森保監督に決まる前は「ベンゲルが日本代表に関わるのではないか」という記事がかなり多く出ていましたね~
ベンゲル政権の後を継いだウナイ・エメリ(Unai Emery)のもと、今シーズンからはチームも一新された印象です。
(2020年5月現在のアーセナル監督は「ミケル・アルテタ」です。)
エミレーツスタジアム(Emirates Stadium)
ここまでご紹介してきたクラブチーム「アーセナルFC(Arsenal)」のホームスタジアムこそが、今回観戦した「エミレーツスタジアム(Emirates Stadium)」になります!
名前から分かるように、航空会社のエミレーツ航空が命名権を購入したことからこの名前がついていますが、大会によっては「アーセナル・スタジアム」とも呼ばれます。
2006年開業と比較的新しいスタジアムで、当時の監督であったベンゲルの希望が加えられ、93年もの間使用していた旧本拠地ハイベリーよりも若干ピッチの大きさが大きくなっているそうです。
真っ赤なスタジアムは、まさに「アーセナルのためのスタジアム」ですね!!
海外サッカー生観戦の様子!!
ということでお待たせしました!
ここから生観戦の様子をご紹介していきます!
今回は、2016-17シーズンのチャンピオンズリーグ、バイエルン・ミュンヘン戦を観戦した際の写真をご紹介します!
動画もいくつかご紹介しておきます!
海外サッカー生観戦の感想
日本のスタジアムとは比べ物にならないほどピッチと客席の距離が近く、ファンもアツいです!!
(平気で自分のチームの選手に対して罵声を浴びせています。笑)
そのぶん見ているこっちもどんどん興奮してきて、実を言うと僕はバイエルンファンなのですが(笑)、スタジアムにいる間だけはアーセナルファン、グーナーになっていましたね!!笑笑
それくらいスタジアムの雰囲気がよく、いい意味で”呑まれます”!!
日本は応援に楽器を使いますが、イギリスのサッカーは「チャント(chant)」と呼ばれる掛け声や歌のみ。
ですがその声がスタジアムで一体となる感じ、点が決まったときの盛り上がりは思い出すだけでゾクゾクし、ワクワクし、ニヤニヤしてきます!!笑
サッカーファンなら、一度は海外サッカーを生で観ましょう!!
CLアーセナル生観戦のまとめ
ということで、今回はウェンブリースタジアムとイングランド代表のお話から始まり、ロンドンでのチャンピオンズリーグ・アーセナル戦生観戦の様子を書いてきました。
上の感想の部分がまとめなので、ここで多くを語ることはしません。
が、あえて、改めて、言います!!
サッカーファンなら、一度は海外サッカーを生で観ましょう!!
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