みなさんこんにちは! 観光情報サイト「旅狼どっとこむ」の旅狼かいとです!
FGOこと『Fate/Grand Order』の5周年企画「under the same sky」で取り上げられた各都道府県を代表する名所を、サーヴァントと共に観光案内していくこの企画。今回は、甲信越として山梨、長野、新潟の3県を、北陸として富山・石川・福井の3県をご紹介していきます!
雪が多い地域ならではの冬の自然や気候が織りなす風景が目白押しですが、実はまだまだ知られていない穴場スポットやインスタ映えスポットも多いエリアなのです!
FGOの聖地巡礼にはもちろん、ドライブやカップルのデート、子供との家族旅行もできる甲信越・北陸観光。モデルコースや旅行プランをお探しの方、「人があまり多くないけど妥協はしたくない!」という欲張りな旅行先をお探しの方は、特に参考にしてみてください!
※このシリーズのイラストはすべて『Fate/Grand order5周年企画under the same sky』公式サイトからの出典です。
Fate/Grand Order 5周年企画 under the same sky 公式サイト
逆さ富士(山梨県)
「逆さ富士」を見ることができるは富士山麓・富士山周辺にたくさんありますが、今回の”under the same sky”で採用されているのは「山中湖からみた逆さ富士」になりますね!
山中湖と逆さ富士
富士山麓に広がる富士五湖の一つである「山中湖」から眺める逆さ富士では、11月中旬から2月初旬に逆さ富士に夕日が沈んでいく「ダブルダイヤモンド富士」が見られることでも有名です!
日本文化の象徴として世界文化遺産に登録されている富士山。春夏秋冬いつみても美しい姿を見せてくれますが、やはり雪化粧した晩秋〜冬、そして早春の頃が最も見どころだという声が多いですよね!
ちなみに、山中湖は「白鳥の湖」の愛称でも知られる湖でもあり、美しい白鳥と富士山のツーショット、なんてものも狙える山梨観光有数の名所なのですよ!
FGO under the same sky情報
【ピックアップサーヴァント】
ポール・バニヤン
【担当絵師】
リヨ
【掲載新聞】
山梨日日新聞
槍ヶ岳と雲海(長野県)
「槍ヶ岳」は、その急峻な姿から「日本のマッターホルン」と呼ばれる日本アルプスの一角をなす名山です!
槍ヶ岳の見どころ
槍ヶ岳山頂からの雲海の風景はまさに日本が誇る隠れ絶景なのですが、、残念ながら槍ヶ岳は、「雲海見に行ってみようぜ!」と気軽に行ける山ではありません。笑
初心者でも登頂可能とは紹介されているものの、「槍ヶ岳からの雲海」とは「槍ヶ岳”山頂”から眺める雲海」という意味。つまり、夕日とともに見る雲海であろうが朝日とともに見る雲海だろうが、一日〜二日かけての登山と山小屋での宿泊が必須となります。
王道かつ初心者向けの登山コースは、槍沢ロッヂを経由する「上高地コース(槍沢コースとも)」となります。
登山の必要がある絶景ですが、一度その風景を見ることができれば一生心に残ること間違いなし。日本の大自然が創り出す絶景、筆者もまだ健脚が健在のうちに行ってみたいものです…!!
FGO under the same sky情報
【ピックアップサーヴァント】
キングプロテア
【担当絵師】
ワダアルコ
【掲載新聞】
信濃毎日新聞
苗場スキー場(新潟県)
本州屈指の人気を誇るスキー場が新潟の「苗場スキー場」ですね!
苗場スキー場の魅力とは?
新潟県は豪雪地帯かつ良質で乾いた雪が降る地域であり、その中でもゲレンデの標高差もあるということで「苗場スキー場」には毎年スキーヤーやボーダーが日本中から集まります。
東京からもアクセスしやすいスキー場としても知られており、初級から上級まで幅広い種類・難易度のコースが整備されているのも特徴ですね!
また、苗場・かぐら・みつまた・田代の各スキー場が、日本最長のゴンドラである「苗場・田代ゴンドラ」(通称「ドラゴンドラ」)で結ばれており、アクセス可能な4つすべてのスキー場を総称して「Mt.Naeba」とも呼ばれています。
そしてこのMt.Naeba、スキーシーズン以外はれっきとした観光地として営業しているのですよ!
登山やトレッキング、キャンプにサバゲーといった山間の立地を活かしたアクティビティをはじめ、ゴンドラから眺める紅葉といった自然を満喫できるものなど、冬以外の時期でも魅力ある見どころを幅広く展開しています。
日本有数のスキー場として知られている苗場ですが、一年を通じて友達同士、家族で楽しむことができる場所なのです! 穴場スポットやちょっと変わった旅行をお探しの方は、今回の聖地巡礼をきっかけにして冬以外の苗場スキー場もご覧になってみてくださいね!
FGO under the same sky情報
【ピックアップサーヴァント】
風魔小太郎
【担当絵師】
佐々木少年
【掲載新聞】
新潟日報
雪の大谷(富山県)
「雪の大谷」は、富山の立川と長野の大町(扇沢駅)を結ぶ山岳観光ルート「立川黒部アルペンルート」にできる雪壁の名称です。
「雪の大谷」の見どころ
毎年4月下旬から6月下旬にかけて、立川黒部アルペンルートの標高最高地点である「室堂」に除雪した雪によってできる「雪の大谷」。
最大で高さ約20m・距離約500mにもおよび、春に見られる風景ながら冬ならではの壮大な景色を味わえるということで、“知る人ぞの見知る”穴場観光名所として人気を集めています!
そして忘れてはいけないのが、「雪の大谷」以外の総延長37.2kmにもおよぶ立川黒部アルペンルートの見どころの数々ですね!
電車やバスはもちろんのこと、ケーブルカーやロープウェイといった高山地域ならではの乗り物から眺める北アルプスの四季折々の風景は、ここでしか見られないものばかり! 「黒部ダム」や「剱岳」、「立山」に「みくりが池」など、日本有数の景観を誇る名所が満載ですよ!
FGO under the same sky情報
【ピックアップサーヴァント】
スカサハ=スカディ
【担当絵師】
こやまひろかず
【掲載新聞】
北日本新聞
白米千枚田(石川県)
「白米千枚田(しろよねせんまいだ)」は、日本で初めて世界農業遺産に登録された「能登の里山里海」の代表的な存在として知られる棚田になります。
白米千枚田の見どころ
「千枚田」という名称は、文字通り棚田が1000あることから名付けられたと言われていますが、実際には1004の棚田があるそう。
日本古来の農法「苗代田」を復活させたという「日本農業の聖地」と言われており、加えて海岸線に沿って広がる棚田の風景は稲作が盛んな日本でも珍しい光景。田園地帯である北陸地方でも、穴場観光地として密かな人気を集めている名所なのですよ!
稲の背がまだそこまで高くない春〜初夏にかけては、特に夕日とのツーショットがインスタ映え間違いなしです!
FGO under the same sky情報
【ピックアップサーヴァント】
紅閻魔
【担当絵師】
原田たけひと
【掲載新聞】
北國新聞
東尋坊(福井県)
「東尋坊」は、日本海に面して険しい崖が続く奇勝地。ここでしか見ることができない波の浸食によってできた荒々しい岩肌が見せる壮絶な風景は、北陸を代表する観光名所となっています!
東尋坊は何がすごいの?
実は東尋坊には、その見た目以上に地質学的な価値がとてもあるのです! というのも、景観を構成している岩石が世界規模で見ても稀な構造となっているのです。
その構造を「”輝石安山岩“という岩石からできた”柱状節理“という成り立ちをもつ岩体」と言うそうなのですが、、残念ながら筆者を含め地質学・地学に触れたことがない人間からしたら「???」だと思います…笑
とはいえ、この「安山岩からできた柱状節理」で東尋坊と同等の規模をもつ場所は、世界で東尋坊を含めて3カ所しかないというのです!
この地質学的希少性と奇異な景色から、国の天然記念物や名勝にも登録されているのですよ!
鯖江とメガネ
ちなみに、今回の”under the same sky”で描かれているサーヴァント「虞美人(パイセン)」がセリフで言っている「鯖江」というのは、日本における「メガネの聖地」と呼ばれている場所。
厳密には、伝統としてメガネフレームの生産が盛んな場所であり、そのシェアは国内95%以上を占めるというのです!
眼鏡が一つトレードマークの虞美人ならではのコラボだとは思うのですが、、これまた残念ながら、東尋坊と鯖江は車でも1時間はかかる距離にあるのです。笑
電車だと片道1000円で2時間ちょっとになるので、東尋坊と鯖江の両方を聖地巡礼したいという方は、計画的にまわることをオススメしますよ!
東尋坊の観光地情報
開場時間
24時間(自由散策可能)
料金
自由散策のため無料
※駐車場や予約ガイドは有料
アクセス
・えちぜん鉄道「三国駅」から京福バス東尋坊行きで約10分
・JR芦原温泉駅から東尋坊行きバスで約30分
・北陸自動車道「金津IC」から車で約25分
・駐車場:169台完備
東尋坊から鯖江へのアクセス
【車の場合】
・北陸自動車道経由で約55分
・国道103号経由で約65分
【電車の場合】
・路線バスで「芦原温泉駅」へ行き、JR北陸本線「鯖江駅」か福井鉄道「水落駅」へ(どちらのルートも福井駅で一度乗り換えあり)
※東尋坊からバスの時間も含めると、約2時間〜2時間半かかる
FGO under the same sky情報
【ピックアップサーヴァント】
虞美人
【担当絵師】
toi8
【掲載新聞】
福井新聞
【甲信越・北陸編】FGO under the same skyで聖地巡礼!
ということで、今回はFGO5周年企画under the same skyで紹介された日本の名所のうち、甲信越地方と北陸地方の6県を観光地案内してきました!
山がちな日本ならではの風景を楽しむことができる山梨・長野・新潟の甲信越の名所と、日本有数の豪雪地域ならではかつ日本海側特有の壮大な景色を楽しむことができる富山・石川・福井の名所。
海外も良いですが、日本国内のこと、なんなら地元や今住んでいる身近な場所のことさえ、意外と知らないことがみなさん多いのではないかと思います。
ぜひこの機会に、甲信越・北陸の観光スポットにも目を向けてみてください! まだまだ知らない世界が、あなたを待っていることでしょう!
FGO under the same sky 聖地巡礼のまとめ
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