みなさんこんにちは! 世界・日本の観光地や旅行情報、歴史や雑学をご紹介している旅狼かいとです。
今回は、インド南西部の海岸沿いに位置する街「ゴア」の見どころやおすすめレストラン、移動方法やアクセス・行き方を一挙にご紹介していきます!
「インドの海観光といえば?」と質問すれば、多くの人が答えるであろうゴア。数々の人気ビーチはもちろん、ポルトガル支配下時代の面影を残す街並みや世界遺産にも登録されてる教会群は、インド旅行の際にはぜひ見ておきたい観光名所です。
子連れの家族、カップルや一人旅など、どんな方でもこの記事だけでゴアのことがわかるよう書いていますので、ゴア観光を予定している方・行こうかどうか考えている方、インド旅行での行き先を検討している方は、ぜひ最後まで参考にしてください!
👉 ゴアのビーチについてのみ、こちらの別記事で紹介しています!
ゴアとは? 歴史と街の概要
まずは、ゴアの歴史と各町の概要を簡単にご紹介していきます。
ゴア州の概要
ゴア州は、インド南西部の西海岸、アラビア海に面する小さな州です。
単に「ゴア」と呼ばれるため街の名前だと思っている人も多いですが、厳密にはゴアは「州」の名前で、州都は「パナジ Panaji (Panjim)」となります。ほかに、ヴァスコ・ダ・ガマ Vasco Da Gama(地元の人々は「ヴァスコ Vasco」と呼ぶ)やオールド・ゴア Old Goaなどの町があり、2024年時点のゴア州の人口は約150万人です。
天然の良港に恵まれており、古くから鉄鉱石やボーキサイトなどの鉱業が盛んだったことから港町として栄えてきました。インドでは「最も裕福な州の一つ」といわれています。
ゴアの繁栄
天然の入江をもつゴアは11世紀初めから貿易港として発展し、14世紀頃からはイスラム系王朝の下で馬や香料の貿易で繁栄しました。
そんなゴアは1510年、ポルトガル王国のインド総督アフォンソ・デ・アルブケルケによって占領されます。ゴアを占領したポルトガル人は、マンドヴィー川のそばにリスボンを模した町を造りました。これが現在のオールド・ゴアです。
1530年、ポルトガル領インドの首府はコーチン(コチ)からゴアへと移され、アジアの全植民地を統治するポルトガルのインド総督、あるいはインド副王が駐在しました。1534年にはローマ教会の大司教座が設置され、ローマ教会において全アジアを管轄する中心地となり、1542年にはフランシスコ・ザビエルに率いられたイエズス会も到着。リスボンとの間に喜望峰経由の定期航路が開かれ、香辛料貿易の中継地点としてゴアは繁栄を極めます。
17世紀初頭のゴアは、モザンビークから長崎に広がるポルトガル海上帝国の中心地として黄金時代を迎えます。人口は一時20万人を超え、本家リスボンをも凌ぐほどの大都市へと発展。「東洋のローマ」と呼ばれました。
ポルトガル支配の衰退
栄華を極めたゴアにおけるポルトガル支配でしたが、ヒンドゥー教徒のマラーターの侵攻に加え、世界の海上におけるオランダやイギリスの勢力が強まるにつれ、ポルトガル植民地としてのゴアも次第に衰退。1843年にはペストが流行し、首都は新しい町パナジに移されました。
一時的にイギリスに占領された時期はあれど、それでもポルトガルは、イギリスの東インド会社の支配がインド全土に及んだ時期でも、ゴアやディーウなどの領有は保持。第二次世界大戦の時代に至るまで、ポルトガルはゴアを支配し続けたのでした。
インドによるゴア併合
第二次世界大戦後の1947年、インドがイギリスから独立すると、インド政府はポルトガルにも領土の返還を要求します。しかし、当時ゴアでは鉄鉱石が新たに発見されており、自由貿易港であること、そして植民地帝国が崩れること恐れたことも相まって、ポルトガルはインドの要求を拒否。
そんな中、1955年に非暴力で領土返還を求めるデモ隊にポルトガル警官隊が発砲。これがインドの武力侵攻の引き金となり、1961年、ついにインドはゴアを占領したのでした。
このインドの武力によるゴア併合に対し、アメリカとイギリスは国連安保理で非難決議案を提出したが、ソ連が拒否権を行使したことにより採択されず、他の多くの国も植民地独立運動としてインドを支持。そして1974年、カーネーション革命を経て民主化したポルトガルは、正式にゴアの主権を放棄したのでした。
現在のゴア
このような歴史を持つゴアは、今でもポルトガル植民地時代の面影を色濃く残し、西欧的でオープンな雰囲気の町並み、そしてアラビア海を望む美しいビーチが、観光地として非常に人気です。海外からの観光客はもちろん、近年ではインド人の国内観光先としても人気のビーチリゾートとなっています。
1900年代中盤は「ヒッピーの聖地」とされ、1986年にはフランシスコ・ザビエルが埋葬されているボン・ジェズス教会や聖フランシス修道院などのポルトガル時代のキリスト教建築が「ゴアの聖堂と修道院」としてユネスコ世界遺産に登録されました。
それではここから、ゴアの観光における見どころを「パナジ」「オールドゴア」の2ゾーンに分けて紹介していきます!
パナジ(パンジム)の見どころ
マンドヴィー川の河口近くに広がる「パナジ(Panaji)」は現在のゴア州の州都であり、ゴア観光においては拠点となる街。地元の人たちは「パンジム(Panjim)」と呼ぶことが多いので、この呼び方も頭に入れておきましょう。
州都と言っても大きな都市というわけではなく、中心部の見どころだけであれば歩いてまわることもできます。旧ポルトガル植民地の面影が色濃く残っており、ほかのインドの街とはっきり違った姿をとどめているのが特徴です。
パナジ教会
「パナジ教会(Panaji Church、Immaculate Conception Church)」はパナジの町の中心に位置する教会で、街のシンボル的存在です。
この地に最初の教会が建てられたのは1541年。ゴアに無事到着したポルトガルの船乗りたちが、感謝の祈りを捧げるための小さな礼拝堂でした。現在の建物は1619年に改築されたもので、ポルトガル・バロック様式を特徴としています。印象的で美しい外階段は、ポルトガルのブラガにあるボン・ジェズス・ド・モンテ聖域を模したもの。
内部には華やかなシャンデリアが天井から下がり、聖母マリアに捧げられた精巧な主祭壇と、イエスと聖フランシスコ・ザビエルに捧げられた側祭壇が置かれています。
また、パナジ教会の鐘楼はゴア最大級で、これは現在のオールド・ゴアにあったアウスティン修道院のものを移設したものです(アウスティン修道院跡として残っている「アウグスティンの塔」については後述しています)。
多くの住民がポルトガル時代に洗礼を受けた先祖からキリスト教信仰を受け継いでおり、これもゴアの町の特徴的な一面となっています。
パナジ教会の観光地情報
【開館時間】10:00~12:30、15:00~18:00
【休日】日曜日
【入場料】無料
※礼拝(ミサ)が行われているときは入場できない。
※短パン、ミニスカート、タンクトップなどの服装での入場は控えること。
※観光客の受け入れを中止していたり、敷地内・あるいは教会内に入れないこともある。
パナジ教会への行き方・アクセス
カダムバ・バススタンド(パナジ・バススタンド)から徒歩約15分
※Googleマップには”Immaculate Conception Church”という名前で載っていますが、この名前の教会はいくつもあるため間違えないよう注意が必要です。
サン・トメ地区とフォンティンハス地区
「サン・トメ地区(Sao Tome)」とその南側にある「フォンティンハス地区(Fontainhas)」は、ポルトガル統治時代のカラフルでコロニアルな西欧風住宅が並ぶエリアです。それでいて、屋根瓦はこの地域の伝統的なものが見られるのがゴアならではと言えるでしょう!
特にフォンティンハス地区は、インドとヨーロッパの文化が融合したゴアの歴史的・文化的に重要な場所かつ芸術的な要素も見られることから、パリのカルチェ・ラタン(Quartier latin)になぞらえて”Latin Quarter of Goa”と呼ばれることもあるほど。ユネスコのヘリテージゾーンにも指定されています。
ショップやレストラン、バーが軒を連ねるエリアでもあり、ただ散策するだけでも、ここでしか味わうことができない独特な雰囲気が漂う旧市街の街並みを楽しむことができますよ!
カジノとマンドヴィー川の夜景
パナジの繁華街は、パナジ教会からマンドヴィー川に向かって西側、特に川沿いの道路とその周辺に広がっています。レストランやバーが軒を連ね、川面には色とりどりのカジノ船が浮かぶ光景は、ゴア観光のもう一つの見どころといえるでしょう! 静かで趣のあるサン・トメ地区・フォンティンハス地区の旧市街とは対照的に、夜になると煌びやかなネオンが街を彩るのです。
実はインドでは基本的にギャンブル・賭博が禁止されているのですが、ゴアは数少ない例外地域の一つなのです(他にはシッキム州でも許可されています)。とはいえ認められているのは機械を相手にする「ゲーミングカジノ」なのですが、ゴアのカジノでは生身のディーラーがいて、海外のカジノと同じような雰囲気を楽しむことができます。
なぜゴアだけ特別なのかというと、「陸の上じゃなくて船の上にあるから治外法権が適用されるよね」という、ちょっと何言っているのかよくわからないインド解釈によるものだそう(笑)。まぁこれだけ大規模に営業しているということは、ゴア州もインド政府も黙認しているということなのでしょう。
そんなゴアのカジノでは、「入場料制」を採用しているのが特徴です。普通、「カジノは入場無料」というイメージがあると思いますが、ゴアのカジノは入場時に料金が必要なのです。
とはいえこの入場料、実は結構お得なのです! というのも、この入場代には「ビュッフェ」「ソフトドリンク飲み放題」「アルコールのクーポン」「お試し分チップ」のすべて含まれており、船上ではアーティストによるパフォーマンスも行われているのです。さながら総合エンターテイメント施設というわけ。もちろん、チケットの種類によってはアルコールも豊富な種類から飲み放題になりますよ!
このシステムは、カジノ初心者の方にはとてもありがたいと思います。チップの換金方法や施設の使い方に悩む必要がないですからね! 逆に、本格的なギャンブルを期待する方には物足りないかもしれません。
ともあれ、カジノに入ろうと入るまいと、夜のマンドヴィー川に浮かぶ豪華絢爛なカジノ船の風景は、まさにゴアならではの夜景です。ギャンブルに興味がなくても、川沿いの散策だけでも十分楽しめますので、夜のお散歩コースとしてぜひ立ち寄ってみてください!
カジノの入り方・人気のカジノ
各カジノ、入り口は川沿いの陸地にあります。入り口から入って受付を済まし、ボートに乗って客船に移動します(カイジの気分)。
Casino Pride、Deltin Royale などが、初めての方にも入りやすくわかりやすい印象です。
オンラインで事前予約も可能ですが、インターナショナルのクレジットカードは弾かれてしまうため、結局当日受付となります(少なくとも筆者はそうでした)。入場時にはパスポートとビザの提示が必須です。
また、ドレスコードは存在していますが、かなり緩め。男性ならシャツにとりあえず長ズボンを履いていけば問題ありませんし、女性も普通に街にお出かけするレベルのおしゃれで全然問題ありません。ジャケットやドレスを着ているとむしろ「あ、この人ガチなんだ」と多分思われます。笑
オールド・ゴアの見どころ
「オールド・ゴア(Old Goa)」は、パナジからマンドヴィー川を遡ったところに位置しています。
上述の通り、オールド・ゴアこそが栄華を極めたポルトガル植民地時代の首都であり、海のシルクロードとして栄えた古い歴史を持っています。現在ではいくつかの巨大な教会と修道院が残されているだけですが、それでもそれらの建物群は、「ゴアの教会群と修道院群」として1986年に世界遺産に登録されています。
ボム・ジェズス教会
「ボム・ジェズス教会(Basilica of Bom Jesus)」は、16世紀に建てられたルネサンスとバロックの混合様式の教会です。
イエズス会が手がけたこの教会はインドにおける最初期の小聖堂であり、名前の「ボム・ジェズ(Bom Jesus)」は「良い(あるいは、聖なる)イエス」を意味し、ポルトガル領植民地であった各地では「エッケ・ホモ」の場面への言及に用いられる表現です。
そんなボム・ジェズス教会について最も知られていることといえば、フランシスコ・サビエルの遺体が聖遺物として安置されていることですね! 入って正面奥の右側にある大きな銀の棺の中で眠っています。
棺の公開は10年に一度行われており、直近では、2024年11月21日〜2025年1月5日で公開されました。毎回11月下旬〜翌年1月頭までなので、次回は2034年11月下旬〜2035年1月初頭になると予想されます。
「エッケ・ホモ ( Ecce homo)」とは、新約聖書の『ヨハネによる福音書』において、ローマ総督ポンティウス・ピラトが、鞭打たれ茨の冠をかぶせられた十字架にかけられる直前のイエス・キリストを民衆の前に引き出した際に放った言葉とされる。ラテン語で「見よ、この人だ」を意味するが、「この人を見よ」と訳されることも多い。この言葉はキリスト教美術において、イエス・キリストが十字架につけられる直前の姿を描いた絵画の題名として頻繁に使用され、キリストの受難や生涯を描いた連作には不可欠な、重要な場面である。
ボム・ジェズス教会の観光地情報・アクセス
【開館時間】9:30~18:30
※礼拝が行われているときは入場できない。
【入場料】無料
※内部は一部エリアを除き撮影不可
【アクセス】
※10年に一度の棺公開の際は、数時間並ぶことがほとんど。特に土日やクリスマス前後はさらに混雑します。
聖フランシス教会
「聖フランシス教会(Church of St.Francis of Assisi)」は、1517年にゴアに到着した8人のフランシスコ会修道士によって竣工され、1661年に再建された教会です。
インドでは他に見られない古い構造のポルトガル・マヌエル様式の門が現存しており、教会の建築様式はポルトガルの影響を受けたマヌエル様式・バロック様式・コリント様式が融合したものとなっています。
外観はシンプルですが、内部は豪華に装飾されており、インドの技術が活かされた精巧な木彫りや、聖書の場面を描いたフレスコ画や彫像の数々、金箔の祭壇が特徴です。主祭壇はフランシスコ会修道士の創設者であるアッシジの聖フランシスコに捧げられ、彼の生涯の場面が彫刻や花柄模様とともに描かれています。
荘厳ながらも、どこかインドの教会らしさも感じられる独特な空間と言えるでしょう!
聖フランシス教会の観光地情報・アクセス
【開館時間】8:00~17:00
【入場料】無料
※内部は撮影不可
【アクセス】
セ・カテドラル
「セ・カテドラル(Se Cathedral)」は、ポルトガル語で「”Se”=”見る”」という名前がつけられた、全長76m・幅55m・高さ35mと、オールド・ゴア最大の大聖堂です。正式名称は「聖カタリナ大聖堂(Se Catedra de Santa Catarina)」と言い、まさにポルトガル統治の壮大さと権威を示す象徴です!
セ・カテドラルは、1510年にポルトガルがゴア攻略の戦いに勝利したことを記念して、1562年に建設が開始、1619年に完成、1640年に正式に奉献されました。大聖堂はポルトガル・マヌエル様式とゴシック様式が融合した建築で、内装にはコリント様式の要素も取り入れられています。内部には、フランシスコ・ザビエルが実際に現地人の洗礼に使用した洗礼盤も残っています。
勝利の日がアレクサンドリアの聖カタリナ(St. Catherine of Alexandria)の祝日にあたることから、主祭壇は聖カタリナに捧げられ、彼女の生涯を描いた精巧な金箔装飾で飾られています。毎年11月25日に行われる聖カタリナの祝祭では、多くの巡礼者が訪れるといいます。
そんなセ・カテドラルの中でも特に有名なのが、塔にある「黄金の鐘(Golden Bell)」と呼ばれる大きな鐘。アジアでは最大級の鐘で、その豊かな音色は世界でも指折りと言われています。
ちなみに、セ・カテドラルの塔は元々2つありましたが、そのうちの1つは1776年に崩壊し、そのまま再建されずに今日にまで至っているそうです。
セ・カテドラルの観光地情報・アクセス
【開館時間】9:00~18:00
【休館日】日曜日のミサの時間(基本午前中)
【入場料】無料
※内部は撮影不可
【アクセス】
考古学博物館
聖フランシス教会に併設する「考古学博物館(Archaeological Museum)」は、ポルトガル時代のキリスト像や建築の装飾品、ヒンドゥー教徒の神々の石像などが展示されている博物館です。
2階には歴代のポルトガルの総習や聖職者の肖像画があり、なかでもヴァスコ・ダ・ガマの肖像画は必見! また、カトリックの伝道師がイスラム教徒に脅迫されながら布教している絵もあり、インドにおける布教初期の様子が伺えて面白いです。
そこまで広くないため、気軽に観光できるも嬉しいポイント。興味がある方はぜひ立ち寄ってみてください。
考古学博物館の観光地情報・アクセス
【開館時間】9:00~18:00
【休館日】金曜日
【入場料】10ルピー
※内部は撮影不可
【アクセス】
聖カタリナ礼拝堂
「カタリナ礼拝堂(Chapel of St. Catherine of Alexandria)」は、1510年、ゴアを占領したポルトガル王国のインド総督アフォンソ・デ・アルブケルケによって、「アレクサンドリアの聖カタリナの日」を記念して建立されました。(セ・カテドラルと同様の流れですね!)
1550年には新総督ジョージ・カブラルの命により拡張・改修が行われましたが、素朴でシンプルな特徴は今も残されています。建築様式は優美なポルトガル・ゴシック建築のなかにマニエリスム様式の要素も見られ、長方形の間取りと純白のファサードが特徴的です。
周囲のボン・ジェズス教会やセ大聖堂などの壮麗な建造物とは対照的に、緑に囲まれた静かで控えめな佇まいは、初期の宣教活動の謙虚さを伝えています。
初期ポルトガル建築を代表し、ゴアのキリスト教化の象徴、インド亜大陸におけるキリスト教布教の重要な起点となったこの礼拝堂もまた、世界遺産「ゴアの教会と修道院群」の一部として登録されています。
マニエリスム様式とは、16世紀中頃から17世紀初頭にかけてヨーロッパで流行した建築・芸術様式です。ルネサンス様式とバロック様式の間の過渡期に位置し、以下の特徴があります。
・古典的な建築規則から意図的に逸脱(完成された調和や対称性を重視するルネサンス様式からの脱却を目指す)
・装飾的な要素を強調
・非現実的な空間の創造(遠近法を歪めたり空間のスケールを誇張したりすることで、幻想的な空間を作り出す)
この様式は、ポルトガルの植民地建築にも大きな影響を与えました。
聖カタリナ礼拝堂の観光地情報・アクセス
【開館時間】9:00~17:00
【入場料】無料
【アクセス】
聖アウグスティンの塔
世界遺産の境界群からもその先端が目に入る「聖アウグスティンの塔(St. Augustine Tower)」。現在は廃墟と化していますが、もともとここには、聖アウグスティン教会(聖アウグスティン修道院)が立っていました。
聖アウグスティン教会は、1587年に聖アウグスチノ修道会の修道士たちがゴアに到着した際、 恩寵の聖母(Our Lady of Grace)に捧げられて建てられました。全長約46m・幅約14mというゴアでも屈指の規模を誇り、複数の礼拝堂、祭壇、修道院を備え、豊かな装飾が特徴のバロック様式の建築だったといいます。
約250年もの間ゴアにおける修道院複合施設の中心として機能していましたが、1835年、ポルトガル政府による修道会弾圧でアウグスチノ修道士たちが追放されたことで教会は徐々に荒廃。長年の歳月を経て、現在はその象徴的な高さ46mの鐘楼の一部と数々の遺跡のみが残されています。また、かつてここにあった巨大な鐘は、現在パナジ教会(パナジの聖母受胎教会)に移されています。
この教会遺跡もまた、ポルトガル統治時代の貴重な宗教的・建築的遺産として「ゴアの教会と修道院群」の一部として世界遺産に登録されています。意外と見落とされがちな見どころですが、歴史好きな方、廃墟好きな方、写真好きな方には特に人気のスポットとなっていますよ!
聖アウグスティン塔の観光地情報・アクセ
【開館時間】9:00~17:00
【入場料】無料
【アクセス】
ロザリオの聖母教会
オールド・ゴアの教会群から少し離れた丘の上にひっそりと佇むのが、「ロザリオの聖母教会(Church of Our Lady of the Rosary)」です。
1544年から1547年にかけて建てられたこの教会は、ゴアを占領したポルトガルのインド総督アフォンソ・デ・アルブケルケがアディル・シャーヒー王朝への勝利を感謝して聖母マリアに捧げた場所で、ポルトガルによるゴア征服を記念する重要な建造物とされています。
建築様式は初期のポルトガル・マヌエル様式で、シンプルながらも堅牢なデザインが特徴です。内部には樽型の天井や木製家具、ロザリオの聖母に捧げられた高壇とロザリオを手にした聖母マリアの像があり、ゴアにおける初期キリスト教布教の面影を残す、控えめながらも厳かな雰囲気を醸し出しています。
また、丘の上という立地を活かし、マンドヴィー川や周辺の景色を一望できる絶好のビューポイントとしても楽しめます。ゴアの観光地の中では穴場ですが、それゆえに他の見どころと比べとても静かな空間となっています。インドにおけるキリスト教布教の歴史に興味がある方、ゴアの見どころを味わい尽くしたいという方は、ぜひこのロザリオの聖母教会まで足を伸ばしてみてください!
ロザリオの聖母教会の観光地情報・アクセス
【開館時間】9:00~17:00
【入場料】無料
【アクセス】
オールド・ゴアへの行き方・アクセス
それでは、世界遺産オールド・ゴアへの行き方をご紹介します。
バスの場合
オールド・ゴアへの移動手段で最も安く済むのがバスです。
パナジのカダムバ・バススタンド(Panjim Bus Stand)から約20分、片道20ルピー。料金は乗車後、車内でスタッフに行き先を伝えて渡します。直通で行くことができます。
一応「オールド・ゴア(Old Goa)」というバス停はありますが、料金を渡す車内スタッフに声をかけないと降りることができません。ただ、インドのバスはバス停以外でも停まってくれるフリーダムバスなので、オールド・ゴアの場合は、外を見ていて教会郡が目に入ったら”stop, Old Goa”くらいに伝えれば降ろしてくれます。
帰りは、バス停に立っていれば日本のバスと同じように停まってくれますので、車内スタッフに”Panjim?”とパナジ(パンジム)へ行くか行き先を確認して乗り込めばOK。もしバス停がわからなくても、タクシーを止める要領でドライバーにわかるように手を挙げれば、基本的には道沿いに停まってくれます。
他のインドの街と比べると、パナジ↔︎オールド・ゴアのバスは乗り降りの場所がわかりやすい(目で見ればわかる)ため、ローカルバスに慣れていない観光客にとっても、これでもかなりわかりやすい方です。 ”物は試し”と思う方は、往路だけでも挑戦してみると面白いかもしれません!
【カダムバ・バススタンド(Panjim Bus Stand)】
【オールド・ゴア バス停】
タクシー・オートリキシャーの場合
とはいえ無難なのは、やはりタクシーを利用する手段。
他のインドの地域同様、事前の値段交渉は必須です。ただ、ドライバーもゴアでの足がタクシーしかないことをわかっているためか、値段交渉では強気な料金を言ってくる人が多い印象です。多少の出費は仕方ないと割り切るか、試しに上述のバスを使ってみるのも良いでしょう。
距離としては少し長めですが、オートリキシャーでも移動できます。パナジから片道Rs.400~500が相場です。
ゴアのおすすめレストラン・カフェ
海の街で楽しみたいものの一つが、やはり海鮮料理ですよね! もちろんゴアでも、インドの他の地域では味わうことができない海の幸をふんだんに使った料理を楽しむことができます。
また、ゴア州では酒税が低いこともあり、酒類を安く買うことができます。インドのほとんどの州ではレストランではお酒が売られておらず、買うだけでも一苦労なのに対し、ゴアでは街中のレストランでも気軽にアルコールが楽しめるのもポイント。インドのビールといえばでお馴染みの「キングフィッシャー(Kingfisher)」、地元のブランドビールの「キングス(King’s)」、ゴア名産の蒸留酒「フェニ(Feni)」がオススメ!
特に地酒の「フェニ(Feni)」はゴア州のみで販売されており、カシューの果実やココナッツから作られるアルコール度数40%前後の蒸留酒です。フェニベースのカクテルは多くのホテルやレストランで味わうことができるため、お酒が飲める方はぜひゴア旅行の記念にお試しあれ!
ということで、ゴアでおすすめのレストランやカフェを最後にご紹介します!
ビバ・パンジム
「Viva Panjim」は、パナジ市内でもコロニアルな街並みが人気のフォンテインハス地区に立つ、ゴア有数の老舗レストランです。ゴア料理を専門に扱っており、味も非常に定評があります。
お店の建物自体も邸宅を改装したとてもお洒落なものとなっているため、ゴアのレストランに迷ったらとりあえずここに行ってみるがオススメです!
リッツ・クラシック
ゴアに数店舗展開しているレストランが「Ritz Classic」です。このレストランもゴアらしくシーフード料理に強いことで人気ですが、中でもオススメなのが名物のフィッシュ・ターリー! 数種類のカレーに魚のフライなどがつく料理は、まさにインドの海ならではです。
パナジ教会近くにある本店であれば庶民的な雰囲気を味わうこともできるため、せっかくならインドらしい雰囲気も味わいたいという方にはぜひ行ってほしいお店です!
パダリア・プラゼレス
ゴアはかつての統治国ポルトガルの影響からエッグタルトが人気で、中でもパナジ中心部から車で10分ほどのところにある「Padaria Prazeres」が有名なお店です!
名物のエッグタルトはハイシーズンでは売り切れてしまうこともあるそうですが、豊富なパンも揃っているカフェなので、気になる方はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに、ポルトガル語でPadariaが「パン屋」、Prazeresは英語では”pleasures”にあたる「喜び」を意味するそうですよ!
ゴアの観光ベストシーズンとおすすめの日数
ゴアの観光シーズンは、他のインドの多くの地域と同様10~3月です。平均気温20~30°Cと快適で、雨もほとんど降りません。4~5月も雨はほとんど降りませんが、インドの最も暑い季節となるため、気温は35℃以上の酷暑になります。
オフシーズンとなる6~9月はモンスーンの影響による雨季となり、大雨と強風、ときには雷まで鳴るという最悪の天候になることも。レストランやホテルはクローズするところもあるため不便を感じる部分もありますが、その分料金は安くなります。
観光に必要な日数は、パナジに半日〜1日、オールド・ゴアに1日を見ておけば基本的には十分です。あとはビーチ観光・ビーチ滞在にどれだけ時間を使いたいかで長さが変わってきます。
一番バランスが取れたおすすめの日数は2泊3日、パナジとオールド・ゴアを観光しながらビーチでものんびりしたいという方は、3泊4日・4泊5日ほどでも良いでしょう。1泊2日は不可能ではありませんが、少し無理があります。
モデルコース
午前中、ゴアへ移動しパナジへ。
その後、パナジ観光。
(パナジ泊)
日中、オールド・ゴア観光。
その後、ビーチへ移動。
(ビーチ泊)
フライトの時間までビーチ滞在。
午後のフライトがおすすめ。
おすすめ観光スポット・レストランの地図
ゴアでの交通手段・移動方法
観光の見どころも出揃ったところで、ゴアでの交通手段・移動方法をご紹介します。
まず前提として、ゴアの交通手段はあまり便利ではありません。
2024年12月時点では、ゴアではUberなどグローバルに展開されているタクシーアプリは使用することができず、代わりに“Goa Miles“というローカルUberのようなローカルアプリが存在します。ただ、登録数が少ないためか、タクシーが捕まるまでにかなり時間がかかると言われています。
基本的には、近場の移動の場合はオートリキシャーを、中長距離の移動の場合は、流しのタクシーを捕まえて交渉するかローカルなバスを利用することになると考えましょう。
リキシャー・タクシー
オートリキシャーやタクシーを利用する際は、他のインドの街と同様、つかまえて行き先を伝え、そこから交渉して値段を決めます。特にパナジ市内での移動は、インドではお馴染みのオートリキシャー(オート、トゥクトゥク)、あるいはバイクタクシーがやっぱり一番便利です(というかこれしかない)。
パナジ市内の移動については、カダムバ・バススタンドからシティ・マーケットまで、バイクタクシーでRs60〜100、オートリキシャーでRs100〜150程度が相場です。
空港やパナジ市内から特定の場所へ向かう際は、すでに決められている固定料金が適応される「プリペイドタクシー」が便利で安心ですが、それ以外の場合は呼び止めて交渉するスタイル。通常、空港-北ゴアのビーチ間がRs.1,500前後、空港-パナジ間がRs.1,000前後が相場です。
ただ、観光地ということもあり、加えてリキシャーとタクシー以外の交通手段が乏しいことをわかっているためか、他の街よりも強気な値段設定をしてくるドライバーが多い印象です。特に夜の時間はどのドライバーも相場の1.5倍程度を要求してくるため、ある程度、ゴアでの移動にかかる費用は割り切るのが良いでしょう。
バス
観光でバスを利用するとしたら、パナジ中心地の東部(ちょうど幹線道路沿い)にある「カダムバ・バススタンド(Panjim Bus Stand)」発着のものを利用することになります。
地元の人が生活の足として使うローカルなバスなので、タクシーと比べると破格の安さです(下手したら1/20くらいになる可能性もある)。
ただバスの場合は、オールド・ゴアへは直通で行けるものの、各ビーチや空港へは直通便がなく、途中でバスを乗り換えることになります。道中のバス停も結構曖昧、かつバス車内で次の停留所を知らせる電光掲示板ももちろんないので(笑)、自分がどこで降りるかGoogleマップなどで場所を常に把握している必要があります。
バスの乗り換えは、旅慣れしている人、あるいはヒンディー語を話せる人でないとかなり難しいので、オールド・ゴアへ行く以外の際はタクシーを利用するのが無難です。
👉 実際にバスを利用した僕の旅日記はコチラ。参考にしてみてください!(Coming soon!)
バスの乗り方・お金の払い方・降り方
カダムバ・バススタンド(Panjim Bus Stand)では、日本などのバスターミナルと同じように各方面への看板が掲示されています。加えて、バスの前で大声で呼び込みをしているにいちゃんがいます。
看板を見ながら目的地のバスを探し(1ヶ所に対し複数の乗り場があることもあります)、あとは呼び込みをしているにいちゃんに”Old Goa?”みたいな感じで行きたい場所を伝えれば、そのバスであれば「乗れ!」と、違う場合は「あっちだ」とか「ちょっと待ってろ」と、身振り手振りとカタコトの英語で伝えてくれます。
筆者の感覚ではありますが、このへんは信用して大丈夫だと思います。
チケットは車内で購入します(これはインド全国ほぼ共通)。呼び込んでいたにいちゃんがそのままバスに乗り、お客さん一人ずつまわって行き先を聞いていきます。お金を渡すと、切符みたいな紙を渡してくれます。このとき伝えられる料金も、どの街でも筆者は一度もぼったくられたことはありません(適正だと感じられる料金しか払ったことがないという意味)。不安な場合は、他のお客さんがどれくらいの料金を払っているか見ておくと良いでしょう。
なお、バスは片道数十ルピーのことがほとんどで、”大きくても”100ルピー紙幣までしか受け取ってくれない印象です。それ以上は、なんなら数十ルピーだったとしても「お釣りがない(いや、その手に持っとるやないかい)」と言って受け付けてくれないので、不要なトラブルを避けるためにも、バスを利用する場合は、お釣りがないように渡すことを前提に、必ず細かな現金を用意しておきましょう。
バスの降り方は、車内にいるにいちゃんに「ここで降りたい」と伝えればOK。バス停でなくても全然降りれます。もちろん、すぐに停まれないこともあるので、Googleマップなどで確認しつつ、少し手前で降りたい場所を伝えるのが良いです。
レンタルバイク
実は、ゴアでの中長距離移動で一番便利なのはレンタルバイク・レンタルスクーターと言われています。交通機関がないのなら自分で運転すればいい、というわけ。笑
インドのカオスな道路を運転するのは不安かもしれませんが、ゴアの交通量はインドの他の地域と比べるとかなり少ないため、普段乗っていて慣れている人ならそこまで心配はいりません(クラクションはやっぱり鳴っていますが)。日本と同じ、車両が左側通行なのも嬉しいポイントですね!
レンタルのためにはパスポートと国際免許証が必須で、運転時はヘルメットの着用が義務付けられています。中には無免許で借りることができる場所もあるようですが、ルールは必ず守りましょう。
ゴアへの行き方・アクセス(空港・列車)
最後に、ゴアへの行き方、さらには空港や列車駅からパナジなどの市内への移動方法をご紹介します。
まず、ゴア観光の際に利用できる空港ですが、実は2ヶ所あります。
ゴア・ダボリム空港(GOI)
一つ目の空港が「ゴア・ダボリム空港(Dabolim)」。空港コードは“GOI“です。
『地球の歩き方』など、日本語の観光ガイドブックに書かれているゴアの空港といえば、このダボリム空港です。ゴア観光の中心地となるパナジの南部に位置し、近年開発が進んでいるゴア南部のビーチからみると北部に位置しています。
ゴア観光で向かうであろう多くの場所へアクセスしやすいため、基本的にこのダボリム空港(GOI)を利用すれば間違いはありません。
ゴア・ダボリム空港(GOI)からパナジ市内・各ビーチへの移動
▪️空港↔︎パナジ間のプリペイドタクシー:Rs1,100前後
▪️空港→各ビーチのプリペイドタクシー:Rs1,500前後
パナジからゴア・ダボリム空港(GOI)へ
パナジからゴアのそれぞれの空港へは、バスでは直通で行くことができません。カダムバ・バススタンド(Panjim Bus Stand)から空港近くの街「ヴァスコ・ダ・ガマ Vasco Da Gama(地元の人は「ヴァスコ」とだけ呼ぶ)」まで一度向かい、乗り換える必要があります(空港へ曲がる道をスルーして、先の街まで行く形になります)。
ヴァスコ・ダ・ガマのバス停はカダムバ・バススタンドのようにしっかり整備されているわけではなく、道路脇に数台のバスが並んでいるだけで、呼び込みしているにいちゃん一人ずつに確認していかないといけません。しかも、ヴァスコの場合は英語はまったく通じないと思っておいた方が良いです。そして、ヴァスコから乗るバスも空港行きというわけではなく、空港近くの道で降ろしてもらい、そこから歩いて空港ターミナルに向かうことになります。
破格の安さではありますが、正直、常に地図を見ていないと不安ですし、時間にかなり余裕がないと、万が一バスに乗り間違えたり降り間違えでもしたら飛行機に間に合わないという絶望を味わうことになります…。基本的には、素直にタクシーを利用することをオススメします。
【バスの料金】
▪️パナジ→ヴァスコ・ダ・ガマ:片道30ルピー
▪️ヴァスコ・ダ・ガマ→ゴア・ダボリム空港(の近く):片道15ルピー
ゴア・マノハル空港(GOX)
ゴアのもう一つの空港が「ゴア・マノハル空港(Manohar)」、空港コードは“GOX“です。
こちらの空港はダボリム空港より新しい空港で、パナジのさらに北に位置しています。
パナジへのアクセスは1つ目のダボリム空港(GOI)の方が近いですが、ゴア北部のビーチに滞在する場合は、こちらのマノハル空港(GOX)を利用した方が近い可能性があります。ちょうど「アンジュナビーチ Anjuna」が、ダボリム空港とマノハル空港の中間地点と考えていただければよいですね。
デリーからの便であれば、ダボリム空港・マノハル空港、どちらへも就航しているので、目的地に合わせて使い分けるのが良いでしょう。
鉄道・列車・長距離バス
ムンバイCST駅(チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス)など、西インド・南インドの主要都市から、マルガオ Margao(マドガオン Madgaon)駅への急行列車・寝台列車が運行しています。ムンバイからの場合、便によって片道約8〜10時間ほどです。
長距離バスについても、列車同様にムンバイなどのインド南西部の主要都市から多数の便が出ています。ムンバイからの場合、午後発のパナジ早朝着で所要約16時間。マルガオ(マドガオン)までは約15時間です。
なお、鉄道駅があるマルガオ(マドガオン)は南ゴアの町のため、南ゴアのビーチ滞在の場合は便利ですが、パナジやオールド・ゴア、北ゴアのビーチへの訪問が目的の場合は、さらにマルガオから2時間程度タクシーで移動する必要があるため、注意が必要です。
ゴアの観光地紹介 まとめ
ということで今回は、インド・ゴア観光での見どころやおすすめレストラン、移動方法や空港情報についてご紹介していきました。
ビーチ情報を除けば、この記事だけでゴア観光の情報を網羅したつもりです。皆さんのゴア旅行、さらにはインド旅行の参考になりましたら幸いです!
この記事へのコメントはこちらから!
コメント一覧 (3件)
[…] 👉 ゴア観光のおすすめスポットやシーズン、行き方などビーチ以外の詳しい情報は、コチラの別記事で紹介しています! […]
[…] 👉 ゴア観光の見どころについて、詳しくはコチラ! […]
[…] 👉 ゴア観光の見どころについて、詳しくはコチラ! […]