みなさんこんにちは!観光情報サイト「旅狼どっとこむ」の旅狼かいとです!
今や海外旅行へ行くときに必須とも言える英語。就職などの際にも英語力があればそれだけ選択肢が広がります。けれど、英語の勉強って長続きしないんですよね…。やろうって思っても結局三日坊主になってしまう。わかります。僕もそうですから。
でもそれって、頑張って机に向かって勉強していませんか?
ということで今回、そんなお悩みを抱えているあなたにご紹介するのは「海外の映画やドラマで英語を勉強する方法」です!
「”続かない”最大の原因」は、紛れもなく「興味がない」ということにあります。だったら、英語学習を興味があるものと関連づければよいのです!
では、一体どんな学習法なのでしょうか? 色々なところで紹介されている英語の勉強方法ですが、このブログでは、学生時代に十数ヵ国を海外旅行し、塾講師として英語の指導もしていた僕が実践してきた方法を丸ごとご紹介していきます! 英語力を向上させたいという方はぜひ参考にして実践してみてください!
海外映画・ドラマで英語を勉強する方法
ではでは早速、海外の映画やドラマを使った英語勉強法をご紹介していきます。
①英語学習に使いたい作品を決める!
まずは、自分が英語学習に使いたい番組を決めましょう。
「複数の作品をつまみながら」というのもなしではないですが、個人的には一つの作品に集中することをオススメします。
また、ジャンルについてはよく「日常ものがいい」と紹介されますが、それは英語学習に慣れてきた2作目以降でよいと思います。一作目については、ドラマでも映画でもアニメでもニュースでもバラエティでも、とにかく「自分が使いたいと思ったもの」であればなんでも構わないです!
「日常ものを使え」というのは、「日常ものが一番リアルで使うフレーズや言葉のニュアンスを覚えられるから」という理由です。ただ、無理して興味のない作品を使っても飽きてやらなくなるだけなので、それなら最初は好きな番組を使った方が絶対に良いです。バチバチのバトルものでもSFでも、とにかく自分が“楽しんで”見続けられるものを選んでください。 (とはいえ「オススメの作品が知りたい!」という方も多いと思いますので、記事後半で映画やドラマについてはご紹介します)
注意点:英語字幕が出るものを使うこと!
ただし”これだけは守ってほしい”という注意点もあります。
「英語字幕が表示されるもの」を極力使ってください。
この条件を守っていただかないと、今回ご紹介する英語勉強法の効果は半分以下になると思ってください。
②映画やドラマの内容を頭に叩き込む!
次は、①で決めた作品の内容を頭に入れましょう! このときはまだ、日本語字幕で観ても日本語吹き替えで観ても構いません。とにかく純粋に作品を楽しみながら、「この場面ではこんなことを言っていたな」という内容が日本語でわかるようになればOKです!
理想は、何度も見返すことで場面写を見ただけでセリフの内容がわかるくらいですね!
この②のステップでどれくらい内容が頭に入っているかが、次の③での勉強効率に大きく影響します。
2.5 時間に余裕があり英語の勉強をとにかく頑張りたい人
②と③の間で時間があり、より英語の勉強を頑張りたいという方は、「映画やドラマのセリフを読む」というのもオススメです。
会話の形なので読みやすい形になっていながら、リーディングの勉強にもつながります。
しかもセリフをある程度頭に入れれば、 動画配信サイトのアプリのバックグラウンド再生を利用したリスニング教材としても利用ができるようになります。隙間時間やながら作業中に聞き流すことも勉強につながるようになりますし、好きな女優さんや俳優さんの声を聞くことができますから、これ以上楽しいことはないですよ!
「〇〇(英語の作品名) script」とググればいくつかセリフが書かれたサイトが出てくるので、スマホで読むもよし、印刷して紙ベースで使うのもよし。ご自身の勉強しやすいスタイルで使ってみてください。
セリフさえ手元にあればどんな英語作品でも使えなくはない
また、この方法を利用してセリフを手元に用意できれば、「英語字幕がない英語音声の作品」も英語学習に利用できるようになります。Netflixなどでみることができる日本のアニメを利用した英語の勉強も可能になりますから、「日本のアニメで英語を勉強したい!」という方にとっても良い方法になりますよ!
というのも、 NetflixとHuluには日本語作品の英語吹き替えがあるのですが、残念ながら字幕は「日本語のセリフの英語訳」になっているのです。つまり、たとえ英語でセリフを言っていても英語字幕がセリフと一致していないことがほとんどなのです。
しかし、手元に英語吹き替えのセリフがあればその問題も解決したも同然ですからね!
もちろんこの英語スクリプトを用意する方法は、AmazonプライムビデオやU-NEXTなど、そもそも英語字幕がないVODでも利用できる方法です。画面以外の場所も見ながらになってしまうのでオススメはできませんが、抜け道はあるということは伝えておきます。
③「英語セリフ+英語字幕」で見る!
さて、ついに英語勉強法の本番です。映画やドラマを「”英語の音声”で”英語字幕”で」観ていきます! こうすることで、「”英語で何を言っていたのか”を”英語だけで”理解する」ことができます。
この「英語だけで理解する」というのが、言葉である英語の学習において必要なことだと僕は考えています。日本語訳にしたとしても、それはあくまで「最も近い日本語」であって、厳密には英語で言っていることを訳しているとは限りません。ニュアンスはもちろん、言葉の響きや言いやすさなんかも会話には影響しますからね。
ただ、初見で“英語を英語で理解する“のはしんどいです。というか、それができれば勉強する必要ないです。笑
なので、②で「内容を頭に入れる必要」があるのです。
「内容は頭に入っている+それを英語で言ってる」ことによって、「あぁ、このシーンではこんな風に言ってたんだ」「こういう内容だったけどそんな言い回しだったんだ」という状況をつくりたいのです。そして、その言い方の印象が強く残ってくれればなお良しです。どんな形であれ「印象に残る」というのは学習においては非常に重要です。
英語のセリフを聞きながら英語字幕で見る。
これをひたすらに繰り返すことで、リスニング力を向上させながら単語やフレーズをその場面やニュアンスごと憶える、という流れです。
④スピーキング力を上げるなら「まね」をしよう!
③までで勉強の概要は終わりですが、もしスピーキング力を上げたいというのであれば「まねて発音する」というところまでやると良いです!
登場人物の雰囲気をそのままに真似ると、そのシーンに合わせた表現の使い方や発音が身に付きやすいですよ!
さらにスピーキング力をつけたい方へ
スピーキング力を付けたいという方、特に「正しい発音」を身に付けたいという方は、「自分のセリフまねを録音する」のがオススメです。
これは僕がイギリスに留学していた際に先生から、「発音を伸ばしたいなら毎日英語を使って口頭で日記を録音しなさい」と言われたところからやっているものです。
自分の発音を聞いてみると、「意外と発音、なってないなぁ…」と痛感します。
自分で話していると”ちゃんと発音している気”になっているのですが、録音を聞くとそうでもない。ちょっとショックも受けますが、一番明確なフィードバックを得ることができます。
結構自分の声を聞くのは恥ずかしいですが(笑)、実際にやってみると「お、この単語の発音はいい感じだな」「この単語はいまいちだな」と、細かなところまでわかります。それを本物の映画やドラマの発音と比べ、再び録音を録って修正していくと、口をどう動かせばよいかなどが少しずつ掴めてきます。
口頭日記はめちゃオススメ!
ちなみに、「英語を使って口頭で日記をつける」というのは本当に難しいですが、かなり効果あると思います。一日のことを思い出しながら瞬時に英語にしなければいけない。と同時に発音にも気を遣い、文が成立するように文法も気にする。
手っ取り早くすべての英語力を伸ばすなら、間違いなく「英語で口頭日記」はオススメできます。ぜひあなたも、今日の日記を英語で録音してみてください! かなり大変だとわかると思いますが、英語脳をフル回転している感覚も掴めるはずです!
英語学習において選ぶべき海外映画・ドラマ
勉強法は以上になります。文字で書くとそうでもないですが、とにかく同じ作品やシーンを何度も何度も繰り返すことが上達の秘訣です。
そして次にご紹介するのは、選ぶべきオススメの海外映画やドラマについてです。
方法のところでも書いたように、最初に使うものは自分が一番好きな作品や気になる作品で良いと僕は思っています。ここでの「選ぶべき」というのは、「使える英語を身に付けられるかどうか」に焦点をあてて紹介しています。
ハイスクール・ミュージカル(HIGH SCHOOL MUSICAL)
アメリカの高校が舞台の『ハイスクール・ミュージカル』。歌にまったく無縁だったバスケ少年のトロイとまじめ優等生のガブリエラがとあることをきっかけにデュエットをすることになり、次第に仲良くなっていくという青春ミュージカルドラマ。
ミュージカルものはメロディに乗せて表現をインプットできるのが特徴で、しかも『ハイスクール・ミュージカル』は学生生活のシーンがほとんどなので日常的な表現に触れることもできます。
主人公たちの発音もキレイなアメリカ英語なのでリスニングしやすく、初めて本格的に英語を勉強するという初心者の方や、留学予定がある方には特にオススメの作品ですね!
ちなみに、ミュージカル映画といえば『ラ・ラ・ランド』もオススメの作品の一つ。こちらも夢を語り合ったりデートをするシーンでは自分が海外で日常を過ごすなら使える表現が数多く登場します。ミュージカルものに興味がある方はぜひチェックしてみてください!
ターミナル(The Terminal)
主人公のヴィクターが母国のクーデターが原因でパスポートとビザが取り消しになり、そのために空港の乗り継ぎロビーで生活をすることになるというのが『ターミナル』のあらすじです。
『ターミナル』一番の特徴は、トム・ハンクス演じるヴィクターが”英語を話せない”という設定のところ。そんなヴィクターは空港で生き延びるため、懸命に英語を勉強してコミュニケーションを取れるようになっていきます。そのため使われる英語がとても簡単で、しかも舞台が空港のため、チェックインや旅行の際に使える表現が多いのも嬉しいポイント!
初心者向けの作品になっているので、旅行に向けて英語力をまずは上げたいという方は冒頭だけでも見てみることをオススメしますよ!
ホーム・アローン(HOME ALONe)
可愛らしい主人公のケビンがお留守番をしながら、クリスマス休暇で誰も家にいないと思っている泥棒たちを罠に嵌めていくというコミカルな作品。テレビでも何度も放送されており、見たことがない人でも『ホーム・アローン』というタイトルは知っているという方が多いのではないでしょうか!
8歳の子どもが主役なので、表現は比較的簡単なものが多く日常で使えるシンプルなフレーズが多いのが特徴です。ですが実は、主人公ケビンを演じるマコーレー・カルキンは舌足らずのため若干英語が聞きにくい部分もあります。そういう意味では、初級から中級への足がかりとなる作品と言えるでしょう。
ハリー・ポッター
映画やドラマで英語を勉強する際は「日常ものがよい」とほとんどのところで紹介されます。その中でも『ハリー・ポッター』は、学校ものでありながら魔法ものでもあるという非常に珍しいパターンです。
実は僕自身もロンドンへ留学する前に『ハリー・ポッター』シリーズでリスニングや表現の練習をしていた過去があり、今なお『ファンタスティック・ビースト』とともに合わせて使っている作品でもあります。
シリーズが進むにつれて、表現が難しくなり舞台も学校外が多くなっていきますが、第3作目の『アズカバンの囚人』あたりまでならかなりわかりやすく使いやすい表現が多く登場します。
ハリー、ロン、ハーマイオニー役の3人はとても綺麗なイギリス英語を話しますし、逆に先生方は”良い意味で”癖のあるイギリス英語を話してくれます。イギリス英語に触れたいという方には特にオススメしたい作品ですね!
プラダを着た悪魔(THE DEVIL WEARS PRADA)
『プラダを着た悪魔』は、ジャーナリストを目指してニューヨークに来たヒロインのアンディが、ひょんなことから業界で最も厳しい上司のもとでファッション誌のアシスタントとして暮らしていくというお話。
アンディは恋に仕事に一生懸命な女性で、仕事場はもちろん、日常生活やパーティーなど様々なシーンが登場するのが『プラダを着た悪魔』最大の特徴です。しかも、アメリカ英語だけでなく、イギリス英語やフランスやイタリア訛りの英語も話されるので、よりリアル世界に近い感覚で英語に触れることができます。
それゆえにレベルとしては少し高めになりますが、とにかく様々な場面での生の表現を知ることができる作品です。勉強の”仕上げ”や”まとめ”という意味を込めて使ってみると良いでしょう!
ウォール街(WALL STREET)
証券会社に勤める出世願望の強い若者バドと大富豪の投資家ゲッコーによる、企業買収をめぐるビジネスの攻防を描いた物語が『ウォール街』です。
その名の通りお金や経済に関わる専門用語がとにかく使われる映画なので、ビジネスの場面で英語を使いたいという方には非常に人気の作品です。「これ一本で英語の経済新聞の紙面が読めるようになる」と言われるほどなので、基礎力がついてきたビジネスマンやオフィスレディの方はぜひ活用してみてください!
フレンズ(F•R•I•E•N•D•S)
『フレンズ』は1990年代のマンハッタンを舞台として、6人のメインキャラたちの友情や恋愛、家族愛などをテーマに描いたコメディドラマです。
シーズン1から10までありますが、一話完結型のドラマのため30分弱というキリの良い時間の中で勉強に活かしやすいのが嬉しいポイント。また、シットコムというお客さんの笑い声も含めて収録するタイプの作品のため、お客さんにしっかり内容が伝わるよう聞き取りやすくキレイな発音で話されているのも特徴です。
若干古臭い表現などもありますが、シーンは日常でよくある場面がほとんどで話もとても面白いです。「ドラマを使った英語学習ならまずは『フレンズ』を見ておけ」と言われるくらいの王道作品ですから、とりあえず1話だけでも見てみることをオススメしますよ!
ゴシップガール
『ゴシップガール』は、ニューヨークのマンハッタンに住むセレブ高校生たちが数々のスキャンダルに翻弄されながら学校生活を送っていくというストーリーです。
特に金銭面での生活の世界観がだいぶ違うのですが(笑)、それでもメインの恋愛トークをはじめ、学校生活や友達同士のやりとりなど、日常シーンがとても多いのが特徴です。
『フレンズ』同様、こちらも海外ドラマでの英語の勉強といえば定番の作品ですし、多くのファンの方がいる大人気作品でもあります。特に海外のガールズトークに興味があるという方は、一度見てみることをオススメしますよ!
どうやって映画やドラマを準備する?
ここまで、海外ドラマや映画を使った英語勉強法とオススメの作品をご紹介してきました。
ここで思い出してほしいのが、今回の勉強法では「英語字幕」がほぼ必須になります。そして、日本で海外の作品を観るとなると英語字幕が用意されているものが限られてきます。
ですので最後に、どのように英語字幕付きの映画やドラマを用意すれば良いかをご紹介します。
①DVDやBlu-rayを普通に購入する
一番オーソドックスなのは、DVDやBlu-rayを購入する方法ですね!
海外の作品であればほぼ間違いなく英語字幕がついていますし、ジブリ作品なども海外版をAmazonなどで購入すれば英語字幕で見ることが可能ですから、日本のアニメを使って英語に触れたいという方には特にオススメの方法です!
②メルカリなどでレンタル落ちを購入する
安くかつ確実に映画やドラマを手に入れたいという方は「レンタル落ち」を購入するのがオススメです。ブルーレイではなくDVDの場合がほとんどですが、目的が「英語の勉強」であるならば内容が見れれば問題ありませんからね!
こちらもAmazonをはじめとするネットショップはもちろん、メルカリなどでも「〇〇 レンタル落ち」と調べると出てきますし、TSUTAYAやゲオなどレンタルショップの店頭でも売っていることがありますね!
③オンライン動画配信サイト(VOD)
3つ目は、「VOD」や「サブスクリプションサービス」と呼ばれるオンライン動画サービスを利用する方法です。『Netflix』や『Hulu』、『U-NEXT』や『Amazonプライムビデオ』のことですね!
詳しくはこちらの記事でまとめているのでここでは詳しく書きませんが、「英語学習に向いているか」という点で人気VODを比較すると、
「Hulu」>「Netflix」>「Disney+」>>「Amazonプライムビデオ」≒「U-NEXT」
の順でオススメです。基本的にはHulu、人によってはNetflixかDisney+も良いかなという印象です。
『Hulu』は海外映画や海外ドラマが最も豊富に揃っており、英語音声はもちろん英語字幕の機能もついています。アプリを利用すればバックグラウンド再生ができますし、2週間の無料期間で「ドラマや映画で英語学習をする感覚」を体験できるのもオススメできる理由ですね!
④YouTube
最後はみんな大好きYouTubeです! 動画サイトの良し悪しについての言及はここではしません。使えるなら何でも使おう、という考えで今回は進みます。笑
「〇〇(作品名) subtitle」と英語で検索すると英語字幕がもともと付いている映像が出てきますし、映画やドラマの英語を解説しているYouTuberさんの動画も出てきます。
また、「〇〇(作品名) dub」と検索し、検索結果でフィルタの「字幕」を選択すると、本来は英語ではない作品の英語吹き替えを英語字幕で観ることができます。主にはアニメのワンシーンなどで利用できますね!
とはいえYouTubeについては、無料で使える反面、見ることができるシーンが限られてきてしまうのが難点です。
無料で見れるので文句は言えませんが、本気で英語を身に付けたいなら最低限の投資は必要だと個人的には思います。検索結果の動画を片っ端から見ていって自分のものにできるのなら別ですが、シーンを厳選するにも時間がかかるはずです。であれば最初からDVDを購入したり動画サイトにサブスク登録した方が効率が良いです。
日本のアニメを使いたい方へ
最後に、日本のアニメを英語吹き替えにして英語の勉強に使いたいという方へ、簡単にその方法をご紹介します。
①Netflixを利用する
1つ目の方法は、「Netflix」を利用することです!
Netflixは、数あるVODの中でアニメのラインナップ数が一番を争うレベルで豊富なのが特徴で、しかも一部のアニメは英語吹き替えが実装されているのです!
僕が英語吹き替えを確認したのは、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』『PSYCHO-PASS』『亜人』、そして『攻殻機動隊SAC_2045』などNetflixのオリジナルアニメです。
非常に数が限られておりかつNetflixには無料期間がないため、上に書いた作品で勉強したい、あるいは、一月分は純粋にVODとして楽しむことを目的とするのなら登録はアリかと思います。
注意点としては、「一緒に出てくる英語字幕は日本語セリフの英語訳になっている」というところです。つまり、「セリフと字幕の英語が一致していない」ということです。
なので、たとえ英語音声が実装されているとしても自分でセリフの英語文章を探した方が良いということになります。
上述したように、「〇〇(作品名) script」と英語で検索すると英語吹き替えのセリフを載せているサイトが出てきますよ!
②外国版のBlu-ray・DVDを購入する
2つ目は、こちらも軽く上述した「外国版のBlu-rayやDVDを購入する」という方法です。
Amazonをはじめとするオンラインショップであれば、海外でも人気が高い作品の海外版のBlu-rayやDVDが売られています。特にジブリ作品はVODで配信されていないので、「ジブリの映画を使って英語に触れてみたい」という方にとっては一択に近い方法だと思います!
気になる作品については、作品概要のところで「言語」に英語があることを確認することもお忘れなく!
最後に
ということで今回は、海外の映画やドラマを使った英語勉強法をご紹介してきました。
ポイントは「まずは内容を頭に入れること」、そして「英語を英語字幕で観ること」ですね! これが今回のキーフレーズです。
そして、「これで海外映画だけでも英語力が伸びる!」とまとめたいところですが、最後にちょっとだけ厳しいことを。
どんな英語の勉強でも、実は最低限の文法力は必要となってきます。
今回ご紹介した方法においても、例えば、”This is a pen.”というセリフがあり、字幕に”This is a pen”と書かれていたとします。しかし、”This is ~”が「これは〜です」を意味するとわからなければ、今回の勉強法の効果は薄くなります。文の構造がわからなければ、どこが主語でどこが動詞でどこが目的語なのかわかりませんし、時制の判断もつきません。
もちろん、文法や難しい単語を勉強しなくてすむために映画やドラマを使うのですが、文法は”知っていて損はない”のです。
「日本人は確かに話せないし聞けない人が多い。けど文法はできる。これは基礎力はあるということだから、練習さえすれば必ず伸びる」
これは僕が留学している時に担任の先生に言われたことです。「なんだかんだ言っても、机に向かっての勉強は絶対にバカにしてはいけない」ということなのです。
とはいえ今回ご紹介した英語の勉強法は、”楽しく”英語を勉強できる方法の一つであることは間違いありません。ですので、特に留学や海外旅行を考えている方、そして、何か新しい英語の勉強法をお探しの方、目先を変えた勉強をしたい方はぜひ試してみてくださいね!
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