みなさんこんにちは! 観光情報サイト「旅狼どっとこむ」の旅狼かいとです!
今回は「関東No.1パワースポット」こと秩父の「三峯神社」へ行ってきた様子をご紹介していきます!
「呼ばれる」「人を選ぶ」などと言われるほどの霊権を持つ三峯神社。一体どんな場所なのか、秋の素晴らしい紅葉と風景とともにご覧いただき、ぜひ秩父旅行や三峯神社観光の参考にしてみてください!
いざ三峯神社へ!
それでは早速、三峯神社へ向かいましょう!
今回は公共交通機関で行くため、「西武秩父駅」から西武バスを利用します。三峯神社へ向かうバス停は、写真にギリギリ映らなかった向かって右の5番乗り場から発着しています。
時間はとんで、三峯神社に到着しました! 早速素晴らしい景観がお出迎えしてくれます。
西武秩父駅からここまで、約1時間30分のバス旅でした。。笑
境内へおじゃまします!
ということで、「白の三ツ鳥居」から境内へ入っていきます!
白の三ツ鳥居から境内へ
参拝者を最初に出迎えてくれるのが、「白の三ツ鳥居」です!
「白」には「清浄」や「太陽」を表す意味があり、さらには三峯神社を創建したと伝えられる「日本武尊(ヤマトタケル)」を三峰の地に導いたのが白い狼だったとも言われているそう。
そして、三峯神社といえば「狼信仰」でも知られており、このように狛犬ではなく狼たちが境内のいたるところで見守っているのが特徴です。
上述のように、三峰の地に主祭神である「伊邪那岐命(イザナギ)」と「伊邪那美命(イザナミ)」を祀ったヤマトタケルを導いたのが山犬(狼)であることから、神様の使いとして狼が祀られるようになったと言われる三峯神社。
民間の信仰としては、江戸時代に「猪などの害獣から農作物を守ってくれる存在」だったことから、「農作物を守る神の眷属」として「お犬さま」と崇められるようになったのだとか。
随身門
もともとは仁王門として江戸時代中期に建てられたという「随身門」。この門を通って進む道こそが、三峯神社における古来からの正参道です。
拝殿と石畳の龍
きました! 拝殿・本殿が立つエリアです! 最初に出迎えてくれる鳥居は「青銅鳥居」と呼ばれているそうですよ!
こちらが「龍が浮かび上がってくる石畳」、通称「石畳の龍」ですね!
拝殿の左手側へと進むとあり、石畳に水をかけると龍のような模様が浮かび上がってくるという場所です。
確かに、鼻が長く眼が赤い龍に見えますね!
縁結びの木とお仮屋へ!
拝殿をあとにして、向かって左手側へときました。
小教院と興雲閣
こちらは「小教院」と呼ばれる建物です。
元々は観音像が安置された三峯神社の別殿でしたが、明治時代の神仏分離によって本堂は閉鎖され、やがて宿坊として利用されることになります。
今ではその建物の雰囲気を活かしたアンティークな茶房カフェとして、三峯神社に参拝に来る人々をもてなしてくれます!
こちらは「興雲閣」と名付けられた、三峯神社に併設された宿泊施設になります。境内に宿泊施設なんて、なかなか見られない立地ですよね…!
予約さえすれば誰でも利用することができ、温泉「三峯神の湯」や食堂はもちろんのこと、大広間や大宴会場等も利用することができます。
縁結びの木
小教院と興雲閣を横目にさらに進んでいくと、「縁結びの木」を見ることができるはず!
実際の「縁結びの木」は、イラスト絵馬が掲げられたお社の後ろにそびえる二本の巨木になります。
さらに先に進みます!
お仮屋
「お仮屋」は「遠宮」とも呼ばれるお社で、普段は山中に身を潜めているお犬さまたちが境内に降りて来られた際に使っていただくための、仮の宮になっています。
本殿と摂末社が立ち並ぶ方へ!
御神木
改めて、三峯神社の「御神木」をみてみましょう!
拝殿の正面両脇に高くそびえる巨大な杉の木こそが、三峯神社における「御神木」になります。
樹齢800年ともいわれるこの御神木。鎌倉時代の武将「畠山重忠」が奉献したと言われており、彼の名前をとって「重忠杉」とも呼ばれます。
3度深呼吸をしてから願い事を唱えることで、御神木から放たれている『氣』を授かることができると言われています。
この『氣』こそが三峯神社一番のご利益であり霊験でもありますから、拝殿とともに必ず立ち寄りたい三峯神社のスピリチュアルスポットです!
神楽殿と本殿
こちらは「神楽殿」ですね!
残念ながら三峯神社の神楽は、2015年を最後に後継者不足によって奉納されていません。いつしか見られる日が来ると良いですね。。
摂末社
拝殿に向かって右側へ進むと、摂社や末社が立ち並んでいます。
そして、ずらっと並んだ小さなお社は「摂末社」と総称されています。
八棟灯籠
再び、拝殿前に戻ってきました! 改めて、青銅鳥居をくぐってすぐにある「八棟灯籠」を見てみましょう!
この灯籠は1800年中頃に建てられたものなのですが、建立当時としては珍しい大型で木製の灯籠となっており、しかもこの彫刻の完成度…!
意外と見ている人が少なかったのですが、個人的には見ておかないのがもったいないスポットな気がしますよ!!
拝殿をあとにします!
随身門の方へと戻ります!
拝殿を後にし、随身門の方へと戻っていきます。
遥拝殿
白の三ツ鳥居の方へ戻るまえに、ちょっと寄り道をしていきます。
まずは随身門からまっすぐ進んだ階段を登ると見える、「遥拝殿」になります!
昔はここから、妙法ヶ岳山頂に鎮座する「奥宮(おくのみや)」を眺め拝んでいたといいます。
また、三峯神社の境内では唯一、下界を見ることができる場所でもありますよ!
日本武尊像
そして、上の写真の随身門前の十字路を右へ進むとあるのが「日本武尊像」です!(左へ進むと白の三ツ鳥居へと戻ります。)
上述の通り、ヤマトタケルはこの三峯神社を創建したと伝えられる人物であり、古代日本の伝説を語る上で外すことができない英雄でもありますね!
境内はこれにて終了!おじゃましました…!
さて、これで今回の三峯神社訪問は終了。。とはならないのが、旅狼のひとり旅なのです!!
いざ、三峯神社の奥宮へ!!
境内を一通り観光したあとで、妙法ケ岳山頂に立つという三峯神社の奥宮へと登頂することにしました!
ちなみにこの時、
「奥宮って何分くらいで行けるの?」
「片道1時間半くらいらしいよ」
「まじ?いく人いんのかな」
という会話を隣でしているカップルがいました。
ええ、ここにおりますよ。(イケボ)
奥宮参道を山登り
ちなみに、公式ページにもこの鳥居にも、「熊出没注意」とか「登山届けを必ず提出するように」とか結構物騒なことがたくさん書いてあります。
なんか必要以上に緊張しちゃいますが、晴れた日中の時間であればほとんど危険はないと感じました。
ついに、、奥宮に到着!!
神社によっては「奥の院」や「奥社」とも呼ばれる「奥宮」は、本来神様がいらっしゃる聖域です。
ここまで大体1時間半! それでも、この圧巻の風景は本当に「登ってきてよかった!」と思われてくれました!!
場所自体はかなりこじんまりしていましたが、だからこそ「ああ、これこそが”真の三峯神社”なのかもしれない…!!」と感じるほどでした!!
三峰山を下山します!
奥宮から帰還!紅葉が出迎えてくれました…!!
最後に、秋の三峯神社を満喫!
最後に、三峰の真っ赤な紅葉と秩父の風景をお楽しみください…!!
ということで以上、秋の三峯神社でした!
三峯神社の観光地情報
最後に、三峯神社の拝観時間や拝観料、アクセスや駐車場についてです。
拝観時間
境内自由参拝
・授与所:9:00〜17:00
・祈願受付:9:00〜16:00
拝観料
境内自由散策のため無料
紅葉の見頃
10月下旬〜11月上旬
アクセス
〒369-1902
埼玉県秩父市三峰298-1
TEL:0494-55-0241
【電車とバスの場合】
・「西武秩父駅」から西武観光バス「三峯神社線」で約75分
・秩父鉄道「三峯口駅」から西武観光バス「三峯神社線」で約50分
【車の場合】
・関越自動車道「花園IC」から国道140号線、皆野寄居バイパスを経由する(東京方面から)
・中央自動車道「甲府昭和IC」から国道140号線、雁坂トンネルを経由する(山梨方面から)
駐車場
秩父市営の三峰駐車場を利用する
【利用時間】
通常時は8:00〜18:00
【料金】
・普通車:520円
・二輪車:210円
三峯神社へ行ってきた! まとめ
ということで今回は、秩父の三峯神社へ秋の紅葉の時期に行ってきた様子をお伝えしました!
“関東No.1パワースポット“という評判に恥じない雰囲気をもつ神社、そして、秩父を代表する豊かな自然を満喫することができました!
パワースポットらしいスピリチュアルなお力をいただけるだけでなく奥宮への山登りによって体も動かせますし、何より美しい自然で心を癒すこともできる。
息詰まった感覚から解放されるにはピッタリで、ちょっとした気分転換やヒーリングに本当にオススメのパワースポットです。
ぜひみなさんも、「最近うまくいかないなぁ」「何かいい転機がないかなぁ」と思った際は三峯神社へ足を運んでみてください! きっと何かしら、”得るもの”か、あるいは”落ちるもの”があるはずですよ!
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